2018年5月8日(現地時間)に、フランス南部のカンヌで、第71回カンヌ国際映画祭のオープニングセレモニーが開催され、12日間に及ぶ映画の祭典が幕を開けた。
左からクリステン・スチュワート、エヴァ・デュヴァーネイ、ケイト・ブランシェット、レア・セドゥ、カジャ・ニン。Photo:Getty Images
早々に話題をさらったのが、女性の審査員が過半数を占めていたこと。女優のケイト・ブランシェットがコンペティション部門の審査員長を務め、同じく女優のレア・セドゥ、クリステン・スチュワート、映画監督のエヴァ・デュヴァーネイ、歌手のカジャ・ニンの5名が参加している。
開催前から注目されていた、セクハラ問題への社会提議「#MeToo」や「#TimesUp」運動を踏まえたうえでの、第71回カンヌ国際映画祭。開幕直後から、前代未聞の展開となった。
威風堂々としたコメント返しをした、女優のケイト・ブランシェット。Photo:Getty Images
オープニングセレモニーでは、コンペティション部門の審査員長を務めるケイト・ブランシェットと、功労賞の受賞が決定しているマーティン・スコセッシ監督が揃ってステージに登場し、カンヌ映画祭の開幕を宣言した。また、オープニングセレモニー前の審査員会見では、集まった報道陣から女性の審査員の人数について聞かれたケイト・ブランシェット。しかし、コンペティション部門の「審査員長が女性。審査員9名のうち、5名が女性ですが、何か問題はあるかしら?」と質問を跳ね返すコメントをした。主催側に対しては、「性別や人種を越えた人選で」と審査員のリクエストをしたことも明らかにした。
夫婦でレッドカーペットに登場した、ペネロペ・クルスとハビエル・バルデム。Photo:Getty Images
今回のオープニング作品である『Everybody Knows(原題)』の公式会見も行われ、主演のペネロペ・クルス、ハビエル・バルデム、アスガー・ファルハディ監督らが登壇。昨今は、ハリウッドにおいても男女の賃金格差が問題になっているが、出演のギャランティについて問われると、ぺネロペ・クルスは「夫婦同額」であったことを明かした。
カンヌ国際映画祭の主要メンバーから、メットガラとは雰囲気をガラリと変えたセレブまで、ドレスアップを一挙お届け。
Photo:Getty Images
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ケイト・ブランシェット in アルマーニ プリヴェ
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レア・セドゥ in ルイ・ヴィトン
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ぺネロペ・クルス in シャネル
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ジュリアン・ムーア in ジバンシィ
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クリステン・スチュワート in シャネル
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キャリー・マリガン in ディオール
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キアラ・マストロヤンニ in サンローラン
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クロエ・セヴィニー in シャネル
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ルピタ・ニョンゴ in ディオール
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クリス・リー in ジャン=ポール・ゴルチエ
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イリーナ・シェイク in アトリエ ヴェルサーチ
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ファン・ビンビン in Ali Karoui
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水原 希子 in ディオール
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イリーナ・ストラシェンバウム in シャネル
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ゾーイ・カザン in スキャパレリ
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フレデリック・ベル in ヤニナ・クチュール
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ジョージア・メイ・ジャガー in ツインセット
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ジョセフィーヌ・スクリバー in ジャンバティスタ・ヴァリ
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エイヴァ・デュヴァーネイ in プラダ
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アンバー・ハード in ヴァレンティノ
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バーバラ・マイヤー in ハウザッハ
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ウルスラ・コルベロ
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ケイト・ブランシェット
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アリス・タグリオーニ in エリー・サーブ
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ニエヴェス・アルヴァレス in エリー・サーブ
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クロエ・セヴィニー in シャネル オートクチュール
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アンナ・チポフスカヤ
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ベラ・ハディッド in アレキサンダーワン
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マリオン・コティヤール in コシェ
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クロエ・セヴィニー
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レア・セドゥ in ルイ・ヴィトン
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クリステン・スチュワート in シャネル
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シャンテル・ジェフリーズ in バラス
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レオミー・アンダーソン in ツインセット
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セリーナ・ジェイド
36/43
レイラ・ベクティ in クロエ
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カミラ・コエーリョ in ラルフ&ルッソ
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ディーピカー・パードゥコーン in ズハイル・ムラド
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ステラ・マックスウェル in ロベルト・カヴァリ
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ゼニア・チュニチェヴァ
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ルイーズ・ブルゴワン in ジャンバティスタ・ヴァリ
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アジャ・ナオミ・キング in ズハイル・ムラド オートクチュール
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シャイム