【韓国ドラマ】大人気医療ドラマのスピンオフ! 研修医たちのリアルな病院生活と友情、秘密の恋も……!?

SPURドラマ班の中でも不朽の名作のひとつとして輝く、大人気韓国ドラマ『賢い医師生活』。そのスピンオフ作品を制作してる情報をキャッチしてからというもの、首を長くして待ち焦がれていた本作品 。『いつかは賢いレジデント生活』の放映がスタート。産婦人科1年目のレジデントが繰り広げる仕事とプライベートの群像劇。個性豊かなキャストも含め、面白くないわけがない!と鼻息荒く語りたくなるドラマ。さらには、OSTにカメレオン出演にと『賢い医師生活』のメンバーとの繋がりも楽しめるという2倍の喜び。記事での紹介ももちろん、何人もの人に『賢い医師生活』を勧めてきたという、韓ドラマニアのライターが見どころとともにレビュー。

SPURドラマ班の中でも不朽の名作のひとつとして輝く、大人気韓国ドラマ『賢い医師生活』。そのスピンオフ作品を制作してる情報をキャッチしてからというもの、首を長くして待ち焦がれていた本作品 。『いつかは賢いレジデント生活』の放映がスタート。産婦人科1年目のレジデントが繰り広げる仕事とプライベートの群像劇。個性豊かなキャストも含め、面白くないわけがない!と鼻息荒く語りたくなるドラマ。さらには、OSTにカメレオン出演にと『賢い医師生活』のメンバーとの繋がりも楽しめるという2倍の喜び。記事での紹介ももちろん、何人もの人に『賢い医師生活』を勧めてきたという、韓ドラマニアのライターが見どころとともにレビュー。

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Netflixシリーズ「いつかは賢いレジデント生活」独占配信中

【韓国ドラマ ナビゲーター】
さすらいのライター 山崎敦子
『最高の愛 〜恋はドゥグンドゥグン〜』より韓国ドラマに魅せられ、日々最新ドラマをリサーチするさすらいのライター。さまざまなジャンルを渡り歩き、今では美容記事に携わること多し。サバイバルオーディションも大好物で、今の推しはENHYPEN。推しの俳優は絞りきれないほど多数。エクラwebでも韓流連載執筆中。

待望のスピンオフ!! 『いつかは賢いレジデント生活』/研修医1年目、仕事もプライベートも悩みまくる4人の人間をリアルに描くヒューマンドラマ

 「いつかは賢いレジデント生活」場面写真
Netflixシリーズ「いつかは賢いレジデント生活」独占配信中

ご存じ「賢い医師生活」のスピンオフ作品です。昨年韓国で勃発した医療ストライキのため、放送がのびのびになっていたわけですが、それから1年、まだ完全に収拾されているわけではないけれど「さまざまな批判は甘受する」とした上でついに製作陣が配信を決定。今、ドラマは佳境の10〜11話へと突入しているのですが、やっぱり期待通りの良作というか、本当にお蔵入りにならなくてよかったよ〜とばかりに、「賢い〜」のエッセンス満載の今作を十二分に堪能できることになったという次第。

ドラマは、舞台を鐘路(景福宮などが鎮座するソウルの中心地)にあるユルジェ病院の産婦人科に移し、4人の1年目レジデントたちのアタフタ&ドタバタな日常をユーモラス&温かに映し出してしていくわけですが、とにかく愉快なのはその個性あふれるキャラクターなのです。例えば、コ・ユンジョン演じるオ・イヨン。医師の仕事を一度は放棄、多額の借金を抱えてやむなく出戻ってきたのだけど、もともと秀才で仕事もできるのに挫折した所以か、何事にも温度低めで、借金さえなければ今すぐにでも辞めたいと思っているようだし。そのイヨンの同級生だったピョ・ナムギョン(シン・シア)は、おしゃれと恋愛と占い大好きな今どきZ世代。医師という肩書きが自分をアップグレードさせると信じて医者を選んだはいいけれど、髪振り乱してあくせくする現実に喘ぎまくるばかりだし。成績は常にトップのキム・サビ(ハン・イェジ)は、まるでAIのごとくいつも答えは教科書通りに正確だけど共感性は皆無。自分が一番正しいと信じて疑わなかったのに、患者という生身の人と向き合うと自分の辞書にはなかった目パチクリ案件満載で戸惑いを隠せない様子だし。新人レジデント唯一の男子、オム・ジェイル(カン・ユソク)はなんと元アイドル。ファンサならぬ患者サービス怠らない努力の男ではあるけれど、不器用でちょっと鈍臭く、スキル的に課題は山積みのよう……。そんなヒヨッコたちが、毎日毎日、叱られまくるわけですよ、患者に先輩に教授たちに。

そのエピソードの数々は自分の新人時代を彷彿とさせて、可笑しいやら憤慨するやらジーンと目頭熱くなるやら。しかも、4人が4人とも超絶リアルというか、絶対いるいるこのタイプと思わせる演技上手。キム・サビ演じるハン・イェジにいたっては、なんと本作がデビュー作。恐るべし、韓国若手の豊富な人材力。そして、「賢い」の楽しみの一つと言えば、やっぱりトキメキ〜。そのターゲットとして登場するのが4年目レジデント、ク・ドウォン。仕事はできるし、後輩や患者には優しいし、教授たちの信頼は誰よりも熱いし、なのに、存在感がさりげないのです。演じるチョン・ジュンウォンは1988年生まれの中堅どころなのですが、舞台出身のようでして、ドラマや映画の脇役としてちょいちょい出演しているも、私的にはこれまでノーチェック。チョン・ヘインを少しだけ恰幅良くさせてイケメン度をかなり薄めた感じなのですが、現実ではこういう男が実は一番モテていたよね〜というタイプなのです。温度低めのオ・イヨンとのロマンスもめちゃいい感じ。今後はチェック必至かもしれません。(さすらいのライター山崎)