【2025年韓国ドラマ】何度も泣けて、心のタイトルイメージ

【2025年韓国ドラマ】何度も泣けて、心に沁みる。今本当にNetflixで観るべき良作韓ドラ3選

インセン(人生)ドラマを塗り替える。泣けて心に響く、良作の韓国ドラマはコレだ!

SPURデジタルの韓ドラ班がご紹介してきた様々な韓国ドラマの中から、今回は「何度も泣けて心に響く、今観ておいて損なしの名作韓国ドラマ3選」にフォーカス! 一度観たらノンストップ視聴必至の伝説級のドラマをぜひチェックして。

【韓国ドラマ ナビゲーター】
さすらいのライター 山崎敦子
『最高の愛 〜恋はドゥグンドゥグン〜』より韓国ドラマに魅せられ、日々最新ドラマをリサーチするさすらいのライター。さまざまなジャンルを渡り歩き、今では美容記事に携わること多し。サバイバルオーディションも大好物で、今の推しはENHYPEN。推しの俳優は絞りきれないほど多数。エクラwebでも韓流連載執筆中。

IUとボゴムのW主演『おつかれさま』/胸熱ロマンスも、感動の家族ドラマも、心に響くヒューマンも、見どころ満載!

Netflix韓国ドラマ IU パク・ボゴム『おつかれさま』場面写真

Netflixシリーズ『おつかれさま』独占配信中

韓国で大ヒットを飛ばしたIUことイ・ジウンとパク・ボゴムのヒューマンドラマの見どころをさすらいのライター山崎が解説。

物語はノスタルジックな済州島を舞台に、エスン(IU)とグァンシク(ボゴム)の高校時代の逃避行から結婚、出産、そして成長していく子どもたちと、哀しみと喜び、挫折と再起を何度も何度も繰り返していくふたりの愛の一生を描き出していくものです。

決してサクセスストーリーではありません。1960〜70年代の今では考えられないくらいの貧しさと、その貧しさの中にしか生きられない境遇を背負いながら、前に向かって生きていく人生。大業なくとも生きているだけで尊いと思わせるエピソードの数々が目白押しです。親が子を、子が親を、夫が妻を、妻が夫を、それぞれ互いを慈しみあう思いの深さが描き出す物語は、すべての人に通じる普通の人生ではあってさえも、どんなサクセスストーリーよりサスペンス復讐劇より波瀾万丈でドラマチックに胸に響きます。

キム・ヘジャ&ハン・ジミン×ソン・ソック『君は天国でも美しい』/“天国”で繰り広げられる深い愛のストーリー

Netflix韓国ドラマキム・ヘジャ ハン・ジミン ソン・ソック 『君は天国でも美しい』の場面写真

Netflixシリーズ『君は天国でも美しい』独占配信中

“天国”に焦点を当てて、あらゆる人たちの心の葛藤を映し出したヒューマン×ロマンスの見どころをさすらいのライター山崎が解説。

あの『まぶしくて-私たちの輝く時間』(同じく11話でストーリーが急展開する感動作)のキム・ソギュン監督とイ・ナムギュ&キム・スジン作家(共著脚本)に、同作主演のキム・ヘジャ&ハン・ジミン、そしてキム監督演出の『私の解放日誌』のソン・ソックという組み合わせ。もう期待感半端なく胸膨らんだのは、私だけではなかったのではと。なのに、なのにです。正直に申しますと、私的には途中何度リタイアしてしまおうかと思ったことか。結果、いやあ、やめないでよかったよ〜。今、しみじみそんな感慨に浸っている次第なのであります。
天国を舞台にしているだけに、虹の橋を渡ったワンコと飼い主のお話とか、ヘスク(ヘジャ)と牧師のちょっと笑える関係性とか、ヘスクと姑の対決とか、地獄に落ちるヘスクとか、描き出されるエピソードの数々はそれなりに胸締め付けられる感動的なお話(ワンコ話は号泣)が多い。まだ観てない方も途中でリタイアしてしまった人もどうか頑張って観続けてみてほしい。テーマは深い愛。あれほど手放しで号泣するソン・ソックもきっとお初なはずですから。

パク・ボヨン×パク・ジニョン『未知のソウル』/一人ニ役、もはや四役!? ラブコメの女神から目が離せない、ヒューマンロマンス物語

Netflix韓国ドラマ『未知のソウル』の場面写真 パク・ボヨン

パク・ボヨンの抜群の演技力と、パク・ジニョンとのケミストリーが高く評価されたヒューマン×ロマンスの見どころをさすらいのライター山崎が解説。

母親さえも見分けがつかないほど見た目はそっくりだけど、中身は正反対の一卵性双生児ミジとミレがこの物語の主人公。演じているのは、『今日もあなたに太陽を〜精神科ナースのダイアリー〜』『照明店の客人たち』『恋するムービー』とヒューマン寄りのドラマが立て続けにヒットしているキュートな演技派ボヨン。双子の一人二役という難役をするりとナチュラルにこなしながら、その多彩かつ繊細な感情表現が今回も炸裂、もう1話から釘付けにされ、何度もじんわりと胸締め付けられている次第。
ミジがミレに、ミレがミジになり代わり、それぞれの物語が展開するわけですが、面白いのは、ふたりがふたりとも自分とは正反対の人生を生きることで、期せずしてそれまで思い込んでいた自分という人間と、まったく別の視点から向き合うことになること。自分が嫌いと思っていた自分、自分がダメだと思っていた自分と、そうではないかもしれない自分と。ジニョンが演じるのはミジの初恋の人で弁護士となったイ・ホス。3人が紡ぐ自分探しのヒューマン・ヒーリング・ラブ。今後の展開から目が離せません。