オンラインショップバイヤー C 子の一日
そうこうしているうちにずいぶん歩いて、さすがに疲れてきちゃった。「green bean to bar CHOCOLATE」⑥でおいし いホットチョコレートを飲んでひと息ついていたら、併設された工房で働くイケメン・パティシエの彼と目が合ったかも! 糖分補給もすんで、ショッピングは後半戦へ。セレクトが大好きな「DEPT TOKYO」⑦では、美しいイヤリングを発見。思わぬ掘り出しものがあるからやっぱり古着店はいい。そして私は、ヴィンテージ家具も大好き。「HIKE」⑧は憧れのお店で、いつかここでチェアを買うのが夢。
次に向かった「SHOP DETAIL」⑨は、一転してポップなムード。新居にぴったりだと前から目をつけていたドアマットを買ったら、一日の締めくくりは、おいしいパスタを食べに「MARTE」 ⑩へ。赤ワインを飲んでいたら、たまたま近所に住む友人が来店。最近見つけたショップの情報交換をして盛り上がる。
出合いと発見に満ちた中目黒。私、やっぱりこの街が好きだ!という思いをいっそう強くしながら、今日も楽しく夜が更けていく。
⑥green bean to bar CHOCOLATE(グリーン・ビーン・トゥ・バー・チョコレート)
チョコレートマフィン¥260、ボンボンショコラ 各¥350、ホットチョコレート¥500
カカオ豆からチョコレートになるまでのすべての工程を担う“ビーン・トゥ・バー”の製造ラボに、ショップ&カフェを併設。チョコレートバー、焼き菓子、生菓子、ドリンクまで、チョコレートの魅力を多面的に味わえる品々が並ぶ。オープンな工房は眺めているだけでもワクワク。ワークショップなどのイベントも随時開催する。
DATA●東京都目黒区青葉台2の16の11
☎03(5728)6420
営:11時~21時 休日:水曜
チョコレートメーカーのマチュー・パンソンさん
パッケージが可愛いチョコレートバー。マダガスカル(左)コロンビア(右)。各¥1,500
⑦DEPT TOKYO(デプト トウキョウ)
アクセサリーも充実している
2011年に惜しまれつつもクローズしたヴィンテージショップ「DEPT」を、創業者の娘で「mother」デザイナーでもあるeriさんが昨年4月に復活させた。彼女が自らアメリカ、ヨーロッパを中心に世界中を飛び回ってセレクトしたヴィンテージ・アイテムは、まったく古さを感じさせず「今すぐに着たい」と思わせるものばかりだ。
DATA●東京都目黒区青葉台1の13の12 mother River Side BOUTIQUE 1F
☎03(3780)4455
営:12時~20時 不定休
DEPT創業者の永井誠治さんが選んだ絵が壁に
トルソーのスタイリングにもセンスが光る
2000年代の企業ロゴTシャツ。各¥2,000
⑧HIKE(ハイク)
椅子やソファに加え、キャビネットや照明なども。質がよく、意匠が凝らされたアイテムが並ぶ
2000年の開店以来、ヨーロッパや北欧の家具を私たちの日常に提案する先駆け的存在。デザイン性の高いヴィンテージ家具がもつ木の風合いを極力残してメンテナンス。どれもため息の出る美しさだ。ギャラリーのようにしゃれた空間で、一生ものの家具を手に入れて。
DATA●東京都目黒区東山1の10の11
☎03(5768)7180
営:11時〜18時 休日:火・水曜
www.hike-shop.com
中目黒駅から徒歩10分ほど
⑨SHOP DETAIL(ショップ ディテール)
鏡&フレームが壁に
広い店内は、インテリアグッズを中心に、ゲームや文具からヘビーデューティなポケットナイフまで、生活をちょっと楽しくしてくれる輸入雑貨でいっぱい。まるでおもちゃ箱をひっくり返したよう。ポップなセレクトが特徴だが、最近はインダストリアルなデザインのアイテムも人気だ。
DATA●東京都目黒区東山1の5の9の104
☎03(3711)8838
営:11時~21時 無休(年末年始をのぞく)
ペンスタンド¥2,400・ ビジューつきペン¥1,400
ドアマット¥2,200
⑩MARTE(マルテ)
豚肩ロースローストパクチー¥2,800。グラスワインは¥800から
アートディレクターの秋山具義氏が手がける話題のイタリアンバル。店名はイタリア語で“火星”、スペーシーな銀×赤のインテリアと、独創的だが、料理の味はグルマンのお墨つきだ。一番人気「うにのグチュグチュスパゲッティ」は、ウニと麺の割合が1対2という贅沢さ!
DATA●東京都目黒区上目黒1の19の4 中目黒TNビル2F
☎03(6303)1910
営:18時~翌2時(LO翌1時) 休日:日曜
ステンレスのカウンター
うにのグチュグチュスパゲッティ¥2,000