
Kaitoが奏でる、モードなセッション
2021.01.19
うつわを通じて作り手や地域の新しい可能性を提案
2015年5月オープンの「組む」(1)は、オーナーの小沼のりこさんが祖父から受け継ぎ再生させた建物で、縁のある作り手の品々を扱い、展示やワークショップなどのイベントも盛んに行う店。うつわは有田焼ブランド「JICON」や鋳物ブランド「FUTAGAMI」を充実したラインナップで揃え、それを目あてに訪れる外国人旅行客も多い。小沼さんの夫で木工作家の小沼智靖さんの木のうつわも人気だ。
「アムコ カルチャー&ジャーニー」(2)は、制作プロダクションを運営する前田義生さんと瀬上昌子さんが、仕事や旅で日本各地を訪れるなかで構想が具現化した店。伊賀、島根県の石州地方、奥会津、房州など、古い伝統と現代の作家が共存する地域をテーマに企画展を行い、その地の作家のうつわを食材や工芸品とともに紹介。連動して発行するリトルプレス『RND_輪土』でも、旅のストーリーにのせて土地の魅力を濃密に伝えている。
photography:Yumiko Miyahama edit:Nao Ogawa
SPUR2016年6月号掲載
>こちらの特集は電子書籍でもご覧いただけます
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