2017.10.25

京都の人の新名所案内 Part 2

NEW in KYOTO

それぞれのシーンを牽引するニューカマーを、京都在住の"通"がおすすめ!

菓子教室 シトロン主宰 山本稔子さん

菓子教室を開くかたわら、イベントで菓子制作や販売を行なっている。実は菓子と同じくらいお酒好き。飲食店業界にも知り合いが多く、知り合いの店で行われる出張クレープも大好評。今年は京都ほか、大阪、熊本へも遠征している。

河原町

sour

まずはフレッシュなサワーで乾杯!

「フルーツがいっぱい並ぶ果物店のような奥の棚を見るとテンションが上がる! 早い時間から飲めるのもうれしい」(山本さん)というこちらは昼から賑わう人気店。スイカを潰し焼酎と凍らせた「スイカグランデ」や「パッションフルーツ」(各¥800)など季節の果実を贅沢に使った酎ハイは立ち飲みか、テイクアウトもできる。

DATA
http://sour.jp/

住所:京都市中京区裏寺町通四条上ル裏寺町607の19 ヴァントワビル1F
電話:075−231−0778
営業時間:15時~24時
定休日:不定休

木屋町

ワイン ラクダ

一人でも居心地がいいほんわか店

ワインバーの女性店主と聞くとチャキチャキした女性をイメージしがちだが、中﨑みどりさんはおっとり系。「あのしゃべり方に癒やされ、女一人でも安心して酔えます」(山本さん)。ワインはほとんどがヴァンナチュールで、自家製シャルキュトリー盛り合わせ(¥1,500)をはじめ、ワインのアテも豊富。グラスワイン¥800~

DATA

住所:京都市下京区西木屋町通四条下ル船頭町229 2F
電話:075−344−6886
営業時間:18時~25時(LO)
定休日:火曜、第3日曜

甘党茶屋 梅園 店主 西川 葵さん

甘党茶屋 梅園の3代目。35歳で店を継ぎ、「うめぞのCAFE & GALLERY」や「うめぞの茶房」、今年7月には「甘党茶屋 梅園 三条寺町店」をオープンさせ、一躍人気店へ。プライベートも甘いものに目がない食いしん坊。

五条

peridot

全8席の小さく可愛い喫茶店

店内はカウンターでのおしゃべりも楽しい昭和レトロな喫茶店風ながら、メニューはエッグタルトの元祖といわれるサクサク生地のパステル・デ・ナタ(¥350)やアイスベトナムコーヒー(¥550〈ともに税込み〉)など、ベトナムとポルトガルがミックス。「店主、宮本裕子さんの好きなものがギュッと詰まっている感じ」(西川さん)

DATA

住所:京都市下京区柳馬場通松原下ル忠庵町307の1 シャトープティ1F
電話:075−708−5100
営業時間:12時~18時30分(LO)
定休日:金曜(ほか不定休あり)

河原町

sowgen

アンティーク店奥の隠れ家カフェ

元は倉庫だった店内ではアンティークの家具や雑貨を販売。「一人でサクッと食事をすませたいときに行きます。なにか新しく入荷した商品がないかチェックするのも楽しみ。店で使っている氷室(保冷庫)もこちらで買いました」(西川さん)。京野菜のグリルのオープンサンド¥700、自家製シロップソーダ¥600(ともに税込み)

DATA
http://www.sowgen.com/

住所:京都市中京区高宮町573
電話:075−252−1007
営業時間:11時30分~22時(LO)※物販は19時まで
定休日:第2水曜

河原町

1er ÉTAGE

無数のドライフラワーに包まれて

ドライフラワー専門店で、アレンジメントができあがるまでの待ち時間用に……と作られた小さなカフェが大人気に。天井を埋め尽くすほどドライフラワーが吊られ、写真映えも抜群。「これだけたくさんのドライフラワーに囲まれてお茶が飲めるなんて幸せ。自家製レモンスカッシュ(¥600〈税込み〉)も好き」(西川さん)

DATA

住所:京都市中京区御幸町通蛸薬師下ル船屋町381の1 2F
電話:075−606−4192
営業時間:12時~19時
定休日:無休

SOURCE:SPUR 2017年11月号「永野芽郁と、あたらしいKYOTO」
photography:Elephant Taka illustration:sayuri nishikubo coordination & text:Junko Amano(Wine Rakuda, peridot, sowgen, 1er Étage)

SPUR MAGAZINEプロフィール画像
SPUR MAGAZINE

着たい服はどこにある?
トレンドも買い物のチャンネルも無限にある今。ファッション好きの「着たい服はどこにある?」という疑問に、SPURが全力で答えます。うっとりする可愛さと力強さをあわせ持つスタイル「POWER ROMANCE」。大人の女性にこそ必要な「包容力のある服」。ファッションプロの口コミにより、知られざるヴィンテージ店やオンラインショップを網羅した「欲しい服は、ここにある」。大ボリュームでお届けする「“まんぷく”春靴ジャーナル」。さらにファッショナブルにお届けするのが「中島健人は甘くない」。一方、甘い誘惑を仕掛けるなら「口説けるチョコレート」は必読。はじまりから終わりまで、華やぐ気持ちで満たされるSPUR3月号です!

FEATURE