お見舞い編／長尾智子の“小”みやげ手帖

瓶入りスープの素

「こちらは本当に弱っている人へのお見舞い。あえてシンプルな“素”にして、好みで牛乳や豆乳でのばしたり、オリーブ油やバターを加えたりできるように。セロリを加えたり、じゃがいもをかぼちゃに替えてアレンジしても」

□ Recipe
材料（各約600㎖分）／キャベツ1/6個　玉ねぎ小１個　じゃがいも（男爵）２個　にんじん小１本　ガルバンゾ豆（水煮）約50ｇ　トマトピュレ約100㎖　塩少々
①キャベツは根元の硬い部分を切り落とし、粗みじんに刻む。玉ねぎも粗みじんに。じゃがいもは皮をむいて小さめの角切りにし、にんじんも同様に切る。
②①の野菜とガルバンゾ豆を鍋に入れ、かぶるくらいの水を注ぎ、軽く塩をふって中火にかける。煮立ったらふたをして火を弱め、材料がすっかり柔らかくなるまで蒸し煮にする。
③②にトマトピュレを加えて混ぜ、2 〜3 分煮る。ミキサーかフードプロセッサーにかけて、粗い粒がなくなったら取り出し、熱いうちに煮沸消毒した容器に詰めてしっかりふたをする。
※ほうれんそうで作る場合（写真右）は、キャベツ、玉ねぎ、じゃがいも、ガルバンゾ豆の量を２割増しくらいにして蒸し煮し、細かく刻んだほうれんそう1/2束を加えてさらに４〜５分蒸し煮に。ミキサーにかけて、同様に容器に詰める。 ※冷蔵庫で保存し、１週間くらいで使いきるのが目安。塩はあとで調整できるように薄めに。