タイ料理 みもっと 野菜や果物が色鮮やか! テーブルがパッと明るくなるようなサラダと炒め物を教えてくれたみもっとさん。「サラダは少し前なら金柑、今ならイチゴと、季節の果物を加えて華やかに仕上げます」。チリジャムの炒め物は、あさりはもちろんお好みの魚介でアレンジも可能。「海老やヤリイカなどともよく合う。深い香りとうまみのある辛みにワインが進みます」 shop infoタイに暮らした経験から現地の食文化に魅了され、バンコクのクッキングスクールで学んだみもっとさんが帰国後、2019年に開業。和の食材とタイの調味料で作られる洗練された料理を、会席のようなコース形式で楽しめる。東京都目黒区目黒1の24の7電話番号非公開営業時間:17時30分~22時定休日:日・月・火曜 タイ南部式ライスサラダ 甘めに仕上げ、ライムをぎゅっと搾って味にメリハリを。黒米を加えることで、プリプリと心地よい食感が生まれる。 材料(4人分)ジャスミンライス 1カップ黒米 ½カップイチゴ 4個にんじん ½本紫キャベツ 3枚さやいんげん 6本菊花 1輪そら豆 6粒ココナッツロング 大さじ3赤唐辛子 1本干し海老 大さじ2生のレモングラス(あれば) 2本こぶみかんの葉(あれば) 3枚桜海老 200gライム ¼個 ※ドレッシング干し海老 小さじ1きび砂糖 大さじ2ナンプラー 大さじ1しょうが(みじん切り) 小さじ2生のレモングラス(あれば) 2本水 ½カップ黒胡椒 適量(作り方)レモングラスは薄切りにして、干し海老は細かく砕く。材料すべてを鍋に入れて中火にかけ、とろみがつくまで煮立て、火を止めて冷ましておく。 作り方❶ ジャスミンライスと黒米を合わせてさっと洗い、水250㏄を加え炊飯器などで炊く。❷ 材料を切る。にんじん、紫キャベツ、こぶみかんの葉はせん切りに、さやいんげん、赤唐辛子は輪切りにする。イチゴは縦1/4目安に食べやすい大きさに切り、レモングラスは薄切りにする。そら豆は薄皮をむいてゆでる。❸ 干し海老を素揚げする。桜海老は油(分量外)でさっと炒め、ココナッツロングは炒っておく。❹ 器の中心にごはんを盛り、まわりに具材をきれいに盛りつけ、菊花を散らす。ドレッシングを添え、食べる直前に好みでライムを搾り全体をよくまぜ合わせる。 あさりのチリジャム炒め あさりのだしとチリジャムの辛さ、薫香が作る深い味。だしのうまみをたっぷり吸った野菜のおいしさもごちそう。 材料(4人分)あさり 200g赤ピーマン 1個菜の花 4本こぶみかんの葉(あれば) 2枚太白胡麻油 大さじ1にんにく 1片 ※シーズニングチリジャム(ローストチリペースト) 大さじ1パームシュガー(きび砂糖で代用可) 小さじ2シーユーカオ(だしじょう油で代用可) 大さじ1オイスターソース 大さじ1塩 適量あさりのゆで汁 大さじ2 作り方❶ あらかじめ砂抜きしておいたあさりを鍋に入れ、水と酒、塩(各適量、分量外)を加え、水からゆでる。❷ 赤ピーマン、菜の花は食べやすい大きさに切り、にんにくはみじん切りにする。❸ 鍋に太白胡麻油をひいて火にかけて熱し、にんにくを加えて炒め、香りが立ったら赤ピーマン、菜の花を加え、しんなりするまで炒める。シーズニングを加えて味をととのえ、 ①のあさりを加えて全体をまぜ合わせる。器に盛り、せん切りしたこぶみかんの葉をのせる。 みもっと おすすめのヴァンナチュール タイ料理といえば甘、辛、酸のパンチのある味を想像するが、「私は日本の旬の食材を生かしたやわらかく、繊細な味を心がけています」と、みもっとさん。「いい意味で"あいまいな"味につき合ってくれるのがナチュラルワイン。白も赤もオレンジも、複雑さがあり、バランスの取れたものが、野菜の甘みや苦み、ハーブ類の香りが生きた料理と引き立て合います」 1 WHITEランジュ・ヴァン「シャルム」。パリのワインバー「ランジュ・ヴァン」で自然派ワインを広めたオーナーが故郷のロワールで立ち上げたワイナリー。シュナンブラン100%。果実味、酸味がバランスよく調和し、ミネラルも豊か 2 ORANGEドメーヌ・レスカルポレット「ブラン」。フランス、ラングドックの人気生産者。ワイナリー名は「ブランコ」の意味でエチケットのモチーフにも。複数の白ブドウを皮ごと醸し、エキス分を抽出。しっかりとした飲みごたえがある 3 REDドメーヌ・ド・サンピエール「アルボワ ルージュ サンピエール」。注目が高まっているフランス、ジュラ地方の生産者。ピノ・ノワールとプールサールのブレンド。淡い色調、スパイシーな香りが特徴で、うまみもたっぷり 「ǍnÐi」のベトナムつまみ とヴァンナチュール