《真珠の首飾りの女》光を集めるパールネックレスの優美な姿

フェルメールは光を操るのに長けた画家。この絵に描かれているのは、パールのネックレスを着けようと、リボンの両端を持って鏡を見ている女性。窓からの光を受けて、薄く笑みを浮かべている。これから愛しい人に会うのだろうか。そんな妄想が広がるほどピュアな印象があるパール。パールを絶妙なグラデーションで連ねたネックレスは、1923年、ミキモトのカタログに初めて登場した真珠のネックレスから着想を得た「パールネックレス"1923"」。クラスプの美しい彫り、間に挟まれたワンポイントのMのエンブレムが艶のある美しいパールをいっそう引き立てる。

ネックレス〈アコヤ真珠 直径約5.5〜7.5㎜〉¥365,000(※直営店限定)/ミキモト カスタマーズ・サービスセンター(ミキモト)

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