2019.01.12

2019年、NEWな噂に猪突猛進! PART2

SPORT
この若手選手、半端ないって!
大舞台で躍動するニュースター

ラグビー界の"姫"は攻守両面でのキーマン

2019年絶対にはずせないのは、なんといっても日本開催のラグビーW杯。我らがブレイブブロッサムズが躍動する! 「注目はラグビー界の"姫"・姫野和樹選手。まだ24歳という若手ながら複数のポジションをこなすオールラウンダーで、サイズよしマスクよしの完璧超人です。大会が始まってからだと『顔で選んだな』と思われそうなのでひと足先にチェックを! 」(フモフモ編集長・プロフェッショナルスポーツブロガー)

ラグビー:姫野和樹

空手:西村 拳

スケートボード:堀米雄斗

オリンピック新競技の金メダルを狙え!

五輪新競技には今から心に刻んでおきたいスター選手が多数! 「ボルダリングでは、数々の最年少記録を打ち立てユース大会を総なめにしたNY育ちの白石阿島選手に特に注目。可愛らしいルックスからは想像もできない実力者なんです! 」(板垣千春さん・ライター)。最高峰のスケートボードコンテストSLSで2連覇を果たした堀米雄斗選手も見逃せない。「あらゆる物理法則を超越するような、驚異的テクニックの連続に唖然! すごい選手なのにクールで控えめなのもたまりません」(トミヤマユキコさん・ライター、早稲田大学助教)。空手界の新星は絶対王者アガイエフ選手を破り話題となった西村拳選手。「長い手足の伸びやかな動き、空中を飛んでいるかのような浮遊感、雄叫びも爽やか。彼を通じて空手の魅力に引き込まれます」(編集N)

ボルダリング:白石阿島

DEVICE
3分間で気分爽快。
そう、kitokiがあればね

忙しい現代人がわずかな時間でもリラックスできる夢のようなアイテムが誕生! 使い方は簡単。天然ヒノキのなめらかなボディを握って吸い口から深呼吸するだけ。発汗量を検知し、ユーザーがリラックスできたと判断したら振動でお知らせ。着眼点は「深呼吸のリラックス効果」と「バイタルセンシングによる心身状態の可視化」だったそう。クラウドファンディングサイト「Makuake」では達成率1069%を超えた一大プロダクト。ぜひともその使い心地を試してみたい! 

木工バイタルセンシング型呼吸デバイス「kitoki」(¥15,000)は2019年春に発売予定。現在予約受け付け中
http://www.rd-stuff.com/

ANIMATION
大人こそ楽しめる
「さらざんまい」

「少女革命ウテナ」をはじめとする人気作品を手がけてきた幾原邦彦監督の期待の最新作、ということでアニメギークの間ではすでに話題に! 「さまざまなモチーフが記号的に登場し、物語を深めていくのが幾原監督作品の面白いところ。本作もまだ現時点では謎が多いですが、キャラクターやタイトルロゴなど、随所に『つながる』『欲望』などのキーワードがちりばめられていて想像が膨らみます! 」(野口尚子さん/PRINTGEEK・エディター)

大人も楽しめる名作アニメを放送してきたノイタミナ枠(フジテレビ)で4月から始まる「さらざんまい」。中学2年生の少年3人が謎のカッパ型生命体"ケッピ"に尻子玉を奪われカッパにされてしまうところから始まる物語。

MOVIE
シネマで目撃せよ!
ほとばしる若き才能

少年の友情を描いた監督の頭の中

2018年9月、サンセバスチャン国際映画祭にて最優秀新人監督賞を得た『僕はイエス様が嫌い』。監督の奥山大史は現在会社員の弱冠22歳だ。「大人計画の『ふくすけ』という大竹しのぶさん演じる舞台に衝撃を受け、演劇の舞台演出に携わるように。高校3年生のときにiPadで映像を撮り始め、大学2年生から是枝裕和さんや同世代の監督の縁で撮影監督などを担当しました」と語る。長編に取り組んだのは就職を控えた大学4年生の2月。「いつか映画にしたいと考えていた小学5年生頃の体験をもとに練りました。ただいざプロットにしたらあまりにシリアスで。楽しんでもらうには? と小さいイエス様を登場させたら物語にも広がりが生まれましたね」。賽銭箱や仏壇の上にイエス様。その日本人的な宗教観のまたぎは海外で面白がられた。また定点のカメラワークで映される家族の食卓のシーンでは「文句を言われながら母に現場で作ってもらった」という料理や、箸を落とした祖母とのふとした会話など、細部に確かな生活感が息づく。「ふと忘れてしまいそうな気持ちを映画に込めていきたい。1996年を舞台に過去の物語は描いたので、次は近未来など想像の世界にも挑戦したいですね」

『僕はイエス様が嫌い』奥山大史

東京から雪深い地へ転校してきたユラ。初めての礼拝に戸惑いつつも慣れてきた頃、目の前に小さなイエス様が出現。願いをかなえる彼の力を信じるようになっていくが……。('19年6月公開予定)

この公開作もスゴイんです

『ウィーアーリトルゾンビーズ』長久 允

『そうして私たちはプールに金魚を、』(’17)にて、第33回サンダンス映画祭ショートフィルム部門でグランプリを獲得した監督の長編デビュー作となる青春音楽映画。新星・中島セナから永瀬正敏など名優を揃え、衣装はwrittenafterwards山縣良和が担うなど早くも話題沸騰! (’19年6月公開予定)

『21世紀の女の子』山戸結希

『溺れるナイフ』(’16)の監督が企画・プロデュース。80年代後半〜90年代生まれの新進監督15名が、共通テーマを8分以内の短編で制作し、オムニバス形式で上映。『少女邂逅』(’18)の枝優花や松本花奈など"今"を感じて。('19年2月8日よりテアトル新宿ほか全国順次公開)