SHOP : 1LDK
NAME : HOMARE KINOSHITA
ベスト¥30,000、デニム¥24,000、靴¥24,800(すべてUNIVERSAL PRODUCTS.)、ジャケット¥46,000(COMOLI)、ニット¥29,000(STUDIO NICHOLSON for 1LDK AOYAMA HOTEL)/1LDK AOYAMA HOTEL その他/モデル私物
上 休日は友人と集うのがお決まりの過ごし方。仲がいい同業者、WACKO MARIAのお店で働く岡田さんと。
中央左 ネイティブアメリカンのジュエリーを収集。民族衣装に興味があり古着を集め中。
中央右 影響を受け続けているのはスケートボードのカルチャー。70年代に一世風靡したスケーター"Z-BOYS"の3人の友情を描く『ロード・オブ・ドッグタウン』はいちばん好きな映画。登場人物の着こなしも憧れる。自らもスケートボードをして過ごす日も。
右下 最近は、クラシルが配信している動画のレシピを参考にスイーツ作りに大ハマり。これまでに挑戦したのは写真のシナモンロールほか、レモンケーキ、アイスクリームなど。お店のスタッフに差し入れすることもある。
カップルのギフト選びなどじっくり相談に乗りたい
1LDK AOYAMA HOTELに勤めて4年目の木下誉さん。屈託のない笑顔と以前から友人だったかのようなフレンドリーな受けこたえに定評がある。
「学生時代に地元三重県のセレクトショップknock out 247でアルバイトをして、キャリアをスタートしました。先輩や友達、新しく出会った人と交流するのが楽しくて。自分の販売スタイルの原点ですね」
現職で扱うのは、メンズアイテムのみだが、Instagramでもわかる、スタイリングの幅の広さはウィメンズのファッションを参考にしていることが関係するようだ。
「姉がいるので、女性のファッションにあまり抵抗がないんです。素敵だと思うアイデアは自分の服装にもどんどん取り入れるようにしています」
コロナ禍によって、ECへの大幅移行の対応に追われたが、ブログで発信してきた過去の経験を生かして乗り切った。自らモデルを務めテキストを綴る。そして、オンラインショップにアップする作業を繰り返し、自身のInstagramでも拡散。反響も得られた。
「身近に感じてもらえる発信をし、来店してくれた方の名前をちゃんと覚えていることが自分の最大の強みですね。あるとき、着こなしに関する相談のDMが届いて、その質問に気軽に答えたことで、来店につながったことも。パートナーへのプレゼントの相談にも喜んで乗りますよ」
自分の日常やライフスタイルをSNSを通して共有し、それが仕事につながっていることにもまったく抵抗がない。
「取引先のデザイナーや販売の先輩とも、分け隔てなく仲よくなってしまうんですよね。なのでプライべートと線を引くほうが不自然に感じてしまうかもしれないです」