仕事から趣味のことまで。"今、そこにある悩み"に佐久間Pが本気カウンセリング&甘い処方箋を。
立ち上がって数歩歩くと何をしようとしていたか忘れ、別のメールに夢中になるあまり、返信しなければならないメールを忘れ……。これは老化ではなく、マルチタスクで忙しすぎるからだと思うのです。仕事のうっかりを防ぐために、どんな工夫をしていますか?(44歳・編集)
ANSWER
「脳を活性化させるというナッツがけのまんじゅうで、記憶力向上を目指しましょう。僕は自分の記憶をいっさい信用していないので、完全に"アウトソーシング"派。予定はすべてGoogleカレンダーで管理。収録・取材は赤色、会議は青色、企画の考案や原稿書きはオレンジ、映画の公開日などプライベートの楽しみは緑色で色分け。会議の直後には決定事項の要点やto doを説明欄にすべて書き込むなど、そこをクリックするだけで、把握できるよう工夫しています」
銀座 菊廼舎の揚げまんじゅう
反骨ひねくれ全開の思考回路が悩みで、スイーツもしかり。世の中は低カロリーや低糖質ブームですが、私はカンフル剤的なマシマシ系パワースイーツに夢中です。(34歳・スタイリスト)
ANSWER
「世間のムーブメントに違和感を抱くなど、ナチュラルに人と違う感情を持てるのは、ラッキーなこと。なぜそう思うのか?どうやったら楽しくなるか?つきつめると発見があったり、新しい企画につながることも。ぜひ『ウェスティンホテル東京』の"マシマシ系"スイーツビュッフェや季節のパフェを注入してください」
ウェスティンホテル東京 ザ・バーのマロンとりんごのパフェ
職場は女所帯、ご時世的に合コンはNG、マッチングアプリで出会うのもなんか違う……出会いのなさに拍車がかかり、こうなったら道端で運命の恋に落ちるしかない!! 手にしていたらフォーリンラブできそうなスイーツ、ありますか?(25歳・会社員)
ANSWER
「串だんごですね。『茂助だんご』ならちっちゃくて可愛いし、所持率は低いので、男性はきっと視線を奪われることでしょう。また、今どきの出会い方に躊躇するのなら、センスが信用できる同僚女性の紹介がよいかと。ポイントは"苦手な上司が一緒"とか、我慢できないもの、嫌いなものが似ている人に紹介してもらうということ。ここのツボって結構大切ですからね」
茂助だんごのこしあん
週1で通っていた近所の立ち食いそば店が閉店してしまい、「もう引っ越したい!」と思うほどショックを受けています。やり場のない気持ちに直面したときはどうしていますか?(週刊少年ジャンプ編集長・中野博之)
ANSWER
「ツイてないことや自分の力でどうにもならないことが起きたときは、"きっかけをもらった"と思うようにしています。僕も『このそば店に行くために編集所に通ってるんじゃ?』と錯覚するほど好きな店があったんですが、閉店。『考えや習慣を改めるタイミングなんだ』と割り切り、編集所を別の場所に変え、作業も深夜から日中に移行し、仕事もスムース&健康的に。焼き菓子好きの中野さんには、いつも差し入れを買っていた店が閉店してしまい、その近所で偶然出合ったフィナンシェで元気を出してほしいです」
ロッカドウファクトリーのプチフィナンシェ
ジャニーズからK-POP、バレエ男子まで、踊るイケメンが好きです。近頃は、某アイドルにどハマり♡よく考えるとそのアイドルは友人の息子よりも年下……そんな彼にキュン♡する自分が、時々ふと不安になります。 (45歳・美容エディター)
ANSWER
「中毒にならなければ、沼落ちは悪いことじゃないと思います。アイドルは、芸能人の中でも飛び抜けて忙しいのに、一流ほどプロ意識が高く、周りへの気遣いや感謝がスゴい。僕は仕事で接するうちに興味を持ち、ライブへ行くように。スゴい人たちにハマれたのは誇りと思っていいし、いつ解散や引退するかわからないからこそ、同じ時代を生き、リアルタイムで応援できるのはラッキーじゃないですか。ということで、某一流からいただいた差し入れを教えます」
アンドリューのエッグタルト
コロナ禍でリモートワークが増え、四角い画面の中で仕事するばかり。自分らしさを失いかけています。(25歳・会社員)
ANSWER
「画面の中でちゃんと仕事していれば、それ以外は何をやってもいいリモートは気楽だけどな(笑)。時代や場所に合わせて柔軟に対応できる人は仕事がデキるなぁと思うから、リモートに適した仕事のテクニックを自分なりに考えるのも手かと。個性は日々の小さなことからでも十分表現できる!! 配分次第で好みの味になる最中で、自分らしさを取り戻してください」
京都祇園あのんのあんぽーね
編集長の立場になってもなお、他誌はもちろん、後輩が担当する作品が面白いと「うらやましい」「悔しい」と思ってしまう自分……。佐久間さんは他の作品に対し、嫉妬することは? あれば嫉妬の炎とどう向き合っていますか?(週刊少年ジャンプ編集長・中野博之)
ANSWER
「当然ですよ。僕も面白い番組を見ると『やられたー』と思うし、芸人さんのラジオを聞くと『話うめーな』と思うことはしょっちゅう。ただ、嫉妬心は成長の糧になるけど、持ち続けているとドロドロの感情になるから、なるべくネガティブ思考に陥らないようにしています。それに『才能ある人と比較して劣っていたら辞めるのか?』と問われたら、僕は天才ではないけれど、この仕事が好きだから辞めねーな、と。つまらないものばかりであふれるジャンルで働くより、面白いものがたくさん生まれる世界の一員であることに、誇りを持ったほうがいいと思えるようになりました。恐縮ながら、(僕にとっての)原点に立ち戻れるスイーツを紹介しますね」
ラ・プレシューズの和栗モンブラン
佐久間さんのラジオのリアタイ勢です。どうしてもオンエアの時間帯に小腹が減るのですが、最適なスイーツはありますか?(27歳・事務)
ANSWER
「水曜深夜3時〜4時30分の放送にもかかわらず、リアタイいただきありがとうございます。罪悪感が少ない、小分けのアーモンドフィッシュが最適かと思います。ちなみに僕の場合放送前はあまり食べませんが、頭を働かせるために、おやつを少しつまんだり、甘い缶コーヒーを飲むことはあります」
東洋ナッツ食品のさかなっつハイ