オカモトレイジ
東京都出身、OKAMOTO’Sのドラマー。2023年1月25日にコラボレーションアルバム『flowers』を発売し、全国ツアー「OKAMOTO’S LIVE TOUR 2023 Flowers」を開催。
1 恐竜モチーフの「DINOWORKS」と19歳現役学生の作る「ILL」
2 ブースのラグを手縫いするecec君
3 やっと会えたAG clubのJODYと
ロサンゼルスにて開催中のCOMPLEXCON2022の会場からこの記事を書いています。COMPLEXCONとは、ざっくり説明すると全世界からブランドやクリエイターが集結するストリートカルチャーの祭典みたいなやつです。関東でいうと幕張メッセみたいなところで開催されてます。今回はVERDYさんがメインパーソナリティなので、彼に呼んでいただいて3m×3mのYAGI EXHIBITIONブースを設けさせてもらいました。YAGI以外にも日本からたくさんのブランドやコレクティブが参加しています。みんなカッコいいのでぜひ調べてみてください。
とはいえ私自身、LAに関してもCOMPLEXCONのようなストリートファッションカルチャーに対してもまったく詳しくないので、訳もわからず参加している感じです。
何をどうすれば正しいのか、客層も会場の雰囲気も何もわからないし、そもそも英語わかんねーし！ 当たって砕けろ！ バイブスで現地調達でブースを作ることになり、施工業者には何もお願いせず、すべてを自分たちだけの手で仕上げました。リサイクルショップに行きベッドシーツやソファ、ホームセンターでカラースプレーや電飾を買って、宿泊先の庭ですべて手作業で作りました。とてもチープでファニーな雰囲気だけど、かなり納得のいくブースになりました。
そのクオリティがCOMPLEXCONの中では異様なオリジナリティを発揮し、結果オープンからクローズまで来客の絶えない流れを作り上げることに成功しました。YAGIとしてのアイテムの販売はいっさいなく、あくまでもキュレーターという立場でececとDINOWORKS、そしてヨーヨーパフォーマーとして原田歩さんをLAに連れて行きました。彼らのプロダクトはとてもユニークで人を惹きつける力があります。実際たくさんのYouTuberやTikTokerにインタビューされ、軽バズりしていたみたいです。結構売れてたのでセールス的に成功したと言ってもよさそうです。本当に自分のやるべきことは何なのか？ それを真剣に考え、一生懸命追求するのが成功のヒントだと思います。遊びなら東京でもできるし、その場のシチュエーションに惑わされず、行動した者勝ちですね。改めて痛感しました。
