シーンによって使い分けられる“香りスイッチ” vol.46

みなさん、渋谷ヒカリエのお手洗いに行ったことはありますか? 設備が豪華なことで有名なのですが、お手洗いだというのに心地よいアロマが焚かれているんです。打ち合わせと打ち合わせの間など、疲労困憊なときによく駆け込むのですが(笑)、優しい香りに包まれたお手洗いの空間に足を踏み入れると、その香りを感じるために深く呼吸をしたくなるし(お手洗いなのに)、不思議とフワァーっと心が解きほぐされる感じがするんですよね。ここに行くたび、香りというものが人に与える影響の大きさを感じています。

常にいい香りに包まれていることができればいいのになあとは思いつつも、香りというものは空間を占拠するもの。各々好みも違うし、心地よいと感じない香りで満たされた空間は逆に地獄にもなり得ます……。

と、いうわけで最近バッグの中に必ず入れているのが、こちら。超小型のパーソナルアロマディフューザー「AROMASTIC」です。

本体のボタンを押しているときだけ、アロマが噴出されるようになっていて、1つのカートリッジで5つの香りが楽しめるようになっています。香りの切り替えはダイヤルを回すように上部を回して、広範囲には香りを拡散しないので、オフィスなど他の人がいる空間でも安心して使えます。

サイズもとってもコンパクトで軽いのでポーチなどにさっと忍ばせて、持ち歩けるのも◎。充電式ではありますが、通常の使用であれば1ヶ月程充電が持つというのも嬉しい。私もまだ1度しか充電したことがありません(笑)。そしてディフューザーって結構お手入れが面倒なものが多いのですが、お手入れは不要なのだそう。

アロマのカートリッジは香りのテーマごとに、StudyBeautyBasicBusiness
Freshness5種類が用意されていて、私はStudyFreshnessを気分に合わせて入れ替えて使っています。カートリッジに使われているエッセンシャルオイルはオーガニックコスメでお馴染みの「ニールズヤード レメディーズ」のものなので、安心。ユニークなところでは、2ヶ月ごとにカートリッジを送ってもらえる、定期お届けサービスも。

個人的には満員電車やタクシーといった独特のニオイがしがちな密閉空間でも、サッと取り出してリフレッシュできるのが、一番のお気にいりポイントだったりして。気持ちがたかぶったときに落ち着けるためにはこの香り、疲れて癒やしを求めているときはこの香り、シャキッと気持ちを切り替えたいときはこの香り、などといったようにシーンに合わせて香りを選ぶのも楽しいです。

日々のお仕事、家事、育児など、忙しい毎日を過ごしている現代女性に、“香りスイッチ”を携帯することを、ぜひオススメしたい!

市川 渚プロフィール画像
市川 渚

ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。

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