グロテスクで退廃的でミステリアスで妖艶な作品を集めた「あやしい絵展」が東京国立近代美術館で開催中です(~5/16)。「あやしい」という言葉には「不思議な力がある」「神秘的」から「珍しい」「気味が悪い」「不安」など、広範囲の意味がありますが、人の心をとらえて離さない、という点は共通していそうです。
会場に入ると、まずあやしさの主役オーラを放っている人形が出迎えてくれました。おひなさまが等身大になって今にも動きそうな「生人形」です。
あやしい絵展
期間:〜5月16日(日) 時間:9:30〜17:00 金曜・土曜は9:30~20:00(閉館の30分前まで)
臨時夜間会館日などはHPにて要チェック。
休刊日:月曜日(5月3日は開館)5月6日
※開催日時などにつきましては、新型コロナウイルス感染症の発生状況(緊急事態宣言など)により、変更の可能性もあるので、念のため下記HPなどでご確認ください。
住所:東京国立近代美術館
東京都千代田区北の丸公園3-1
入場:オンライン事予約優先チケット有
https://ayashiie2021.jp/
漫画家、コラムニスト。埼玉県出身、武蔵野美術大学短期大学部デザイン科グラフィックデ ザイン専攻卒業。アートやアイドル観察からスピリチュアルまで幅広く取材し、執筆。主な著作は『江戸時代のオタクファイル』(淡交社)『女子校礼讃 』(中央公論新社)『スピリチュアル系のトリセツ』(平凡社)など多数。Twitterは@godblessnamekoです。







