デイヴィッド・ホックニーというと、なんとなくプールの絵を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか? 明るいブルーの水面を描いたプールがモチーフの作品の数々はホックニーの代表作といってもよいくらいで、オークションでは「芸術家の肖像画-プールと2人の人物-」が約9031万ドルで落札されたほどですが、彼の傑作はプールだけではありません。東京都現代美術館で、約27年ぶりに開催されているホックニーの大規模個展「デイヴィッド・ホックニー展」では、約60年分の素晴らしい作品が並び、80代でも尽きない創作のパワーに圧倒されました。
漫画家、コラムニスト。埼玉県出身、武蔵野美術大学短期大学部デザイン科グラフィックデ ザイン専攻卒業。アートやアイドル観察からスピリチュアルまで幅広く取材し、執筆。主な著作は『江戸時代のオタクファイル』(淡交社)『女子校礼讃 』(中央公論新社)『スピリチュアル系のトリセツ』(平凡社)など多数。Twitterは@godblessnamekoです。










