100年ほど前にヨーロッパを中心に巻き起こったアール・デコ旋風。ちょうど大阪・関西万博の100年前の1925年、パリで開催された「現代装飾美術・産業美術国際博覧会」(通称:アール・デコ博覧会)も、ブームのきっかけだったようです。
特徴は、左右対称や幾何学的な表現、流線形などを取り入れた機能美と装飾性を兼ね備えたデザイン。そのアール・デコ博覧会をご視察されたのが朝香宮夫妻でした。アール・デコの装飾様式に感銘を受け、旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館)を建てたのは有名な話です。
漫画家、コラムニスト。埼玉県出身、武蔵野美術大学短期大学部デザイン科グラフィックデ ザイン専攻卒業。アートやアイドル観察からスピリチュアルまで幅広く取材し、執筆。主な著作は『江戸時代のオタクファイル』(淡交社)『女子校礼讃 』(中央公論新社)『スピリチュアル系のトリセツ』(平凡社)など多数。Twitterは@godblessnamekoです。






















