【ゴッホ展】孤独な芸術家に見えて、実は家族の優しさに包まれていたゴッホの生涯 #118

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ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢 辛酸なめ子
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ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢 辛酸なめ子

会場に展示されていた弟テオとその妻ヨーの写真。ゴッホの才能を信じ、世に広めるために尽力していました。教師の仕事をしていたヨーは真面目で信頼できそうな雰囲気です。

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ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢 辛酸なめ子

「女性の顔」「服喪のショールをまとう女性」はどちらも暗い色調です。辛い状況でも強く生きようとする意志が瞳に表れています。

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ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢 辛酸なめ子

ゴッホは鳥の巣を30個ほど持っていてモチーフにしていました。もはや鳥の巣コレクターです。農民の住む小屋と結びつけて考えていたそうです。

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ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢 辛酸なめ子

「グラジオラスとエゾギクを生けた花瓶」は、パリに移り住んだゴッホが、新しい画法や色彩を取り入れた作品。

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ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢 辛酸なめ子

「画家としての自画像」では、成熟した芸術家の姿が描かれています。それまでの古臭い画風からパリの最先端の画家になった自信が感じられます。

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ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢 辛酸なめ子
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ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢 辛酸なめ子

「モンマルトルの菜園」はゴッホの作品の中でも最大サイズ。ゴッホは大きい作品は売りにくいことを自覚しながらも、この作品に自信を持っていたそうです。

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ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢 辛酸なめ子

サン=レミの療養院に入院中に、取り組んでいたモチーフの一つがオリーブの木。「オリーブ園」のワイルドな幹がインパクトあります。

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ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢 辛酸なめ子

ミレーの「種まく人」を下敷きにしている作品。構図は歌川広重の浮世絵も参考にしているという説が。他の作品を取り入れながらもゴッホの個性が表現されています。

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ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢 辛酸なめ子

ゴッホの作品に包まれるイマーシブ・コーナーもありました。最近の美術展の流行りも取り入れていて、見応えある展示です。

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