小沢健二が手がける初めての絵童話『アイスクリームが溶けてしまう前に』

ミュージシャンの小沢健二が、初の絵童話を刊行する。日本とアメリカを行き来する彼が、本場・アメリカのハロウィーンをテーマに、子どもたちと家族が一緒に過ごす特別な時間を描いた。

ミュージシャンの小沢健二が初の絵童話『アイスクリームが溶けてしまう前に(家族のハロウィーンのための連作)』を刊行する。

子どもたちがそれぞれの衣装に身を包み、お菓子をもらうために街に繰り出すハロウィーン。当たり前のように毎年行っていたイベントも、いつの間にか子どもたちは大人になり、お菓子もらいは終わってしまう。まるで冷たかったアイスクリームが溶けてしまうように。家族と過ごすハロウィーンの思い出は、いつか宝物になる。かけがえのない時間を鮮やかに描いた作品だ。

今回、小沢健二とともにこの本を手がけたのは、イラストレーターのダイスケ・ホンゴリアンと、写真家のエリザベス・コール、ファッションディレクターの白山春久。さらに、写真家の守本勝英も協力した。さらに同日「FUJI ROCK FESTIVAL '17」で発表した新曲「フクロウの声が聞こえる」もリリースする。秋の夜、リラックスした時間に手に取り、じっくり味わいたい一冊だ。

『アイスクリームが溶けてしまう前に(家族のハロウィーンのための連作)』
小沢健二と日米恐怖学会(福音館書店)
2017年9月6日発売
¥1,400(税抜き)

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