名作少女漫画の世界観にどっぷり!「連載40周年記念 ガラスの仮面展」開催

演劇漫画の金字塔『ガラスの仮面』の連載40周年と、作者・美内すずえのデビュー50周年とを記念した展覧会「連載40周年記念 ガラスの仮面展」が、2017年8月23日(水)より松屋銀座 8Fイベントスクエアにて開催。計400点以上の貴重な資料を通じて作品の魅力が改めて紹介される。

美内すずえによる演劇漫画の金字塔『ガラスの仮面』の連載40周年と、美内のデビュー50周年とを記念した展覧会「連載40周年記念 ガラスの仮面展」が、2017年8月23日(水)~9月4日(月)、松屋銀座 8Fイベントスクエアにて開催される。連載開始当初の貴重な漫画原画や多彩なカラーイラスト、モノクロ原稿など、計400点以上の貴重な資料を通じて、単行本49巻までの累計発行部数が5,000万部を超える圧倒的ベストセラーの魅力を改めて体感できる、ファン感涙の展覧会だ。

展覧会のための特別描き下ろし原画 ©️Miuchi Suzue
展覧会のための特別描き下ろし原画 ©️Miuchi Suzue


『ガラスの仮面』は現在までに何度か舞台化されているが、本展にはその衣装や台本、パンフレットなども展示されるのにも注目を。また、美内のデビュー50周年を記念し、まだ高校生だった1967年に発表したデビュー作『山の月と子だぬきと』や、『妖鬼妃伝』『アマテラス』など、これまで描いてきた数々の作品の原画も展示し、『ガラスの仮面』以外の美内ワールドもたっぷり紹介。また、本展のために特別に撮り下ろされた執筆風景や『ガラスの仮面』についての貴重なインタビューも見られるので、こちらもしっかりチェックしたい。

コミックス12巻の表紙原画(展覧会メインビジュアル)©️Miuchi Suzue
コミックス12巻の表紙原画(展覧会メインビジュアル) ©️Miuchi Suzue


会場内には『ガラスの仮面』に登場する架空の演劇作品『紅天女』のキャスト投票所があったり、作品の世界にどっぷり浸れる「なりきり」フォトスポットが設置されたりと、お楽しみも盛りだくさん。もちろん、作品の原画をモチーフにした展覧会オリジナルグッズの販売コーナーも。さらに会場隣には、作品の登場人物である月影先生をモチーフにしたレトロな喫茶店「喫茶月影」もオープン、オリジナルのパフェやソーダフロートが味わえる。会期は13日間のみ。ちょっと昭和気分なファッションで、マヤや亜弓に会いに行きたい!


連載40周年記念 ガラスの仮面展
http://www.asahi.com/event/garakameten/

日時:2017年8月23日(水)~9月4日(月)10:00~20:00(入場は19:30まで/最終日は17:00閉場、入場は16:30まで) 無休
場所:松屋銀座 8Fイベントスクエア (東京都中央区銀座3-6-1)
入場料:一般¥1,000 高校生¥700 中学生¥500 小学生¥300

松屋銀座
03-3567-1211(大代表)


text: Shiyo Yamashita