国内外の出版社やアーティストなどが一堂に!「THE TOKYO ART BOOK FAIR 2017」、今年は天王洲アイルで開催

国内外の出版社や書店、ギャラリーやアーティストなど約350組が参加する、アートに特化した本の祭典「THE TOKYO ART BOOK FAIR 2017」が2017年10月5日(木)〜8日(日)、天王洲アイルの寺田倉庫で開催。周辺のギャラリーやショップなどでもさまざまなイベントや展示が!

アートに特化した本の祭典「THE TOKYO ART BOOK FAIR 2017」が2017年10月5日(木)〜8日(日)、天王洲アイルで開催される。9回目を迎える今年は会場の寺田倉庫に国内外の出版社や書店、ギャラリー、アーティストなど約350組が集結。天王洲周辺のギャラリーやショップなどでもさまざまなイベントや展示が開催され、大いに盛り上がる4日間となりそう!

2016年のTOKYO ART BOOK FAIRの模様。
2016年のTHE TOKYO ART BOOK FAIRの模様。

 

過去最大規模となる今年は、特別企画も盛りだくさん。1つのエリアの出版文化にフォーカスした「Guest Country」では、アートブックシーンにおいて新しい活動が次々に起こっているアジアの4ヵ国(中国、韓国、台湾、シンガポール)のアートブックシーンを牽引するキーパーソンがキュレーターに。それぞれ3つのキーワードのもとにセレクトした書籍やZINEが並ぶ。

「Book Design Works by Tadanori Yokoo」と題したコーナーには、1960年代以降に横尾忠則がデザインを手掛けた書籍や雑誌など約250冊が一堂に。作品集やインタビューが収録された雑誌、ポストカードやグッズなども展示・販売される。また、世界最高峰のアート出版社であるドイツのSteidlがアジアで設立した2つのアワードに関連する展示やイベントがあったり、資生堂の企業文化誌『花椿』 80周年を記念するトークがあったり、多彩なサイン会やレクチャーなどが開かれたりと、その内容は盛りだくさん。お目当ての企画を見逃さないよう、事前にタイムテーブルをチェックしておいた方がよさそうだ。

@ Elena Tutatchikova

会期中には近隣の「TERRADA ART COMPLEX」や今秋オープンした「IMA gallery」、ライフスタイルストア「SLOW HOUSE」、建築模型工房「Architecture Model Workshop」などでも楽しい企画がいっぱい。tokyobikeによる自転車のフリーレンタルサービスなどもあるので、1日天王洲界隈を周遊するのも楽しそう! 東京の新しいアートの中心地で、秋のひとときを満喫して。

THE TOKYO ART BOOK FAIR 2017
日時:2017年10月5日(木)〜8日(日)
場所:寺田倉庫(東京都品川区東品川 2-6-10)
時間:プレビュー 5日(木)15:00〜21:00/一般会期 6日(金)、7日(土)12:00〜20:00/8日(日)11:00〜19:00
入場料:5日(木)1,000円/6日(金)~8日(日)無料
http://tokyoartbookfair.com/


text: Shiyo Yamashita

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