東京・日本橋に「ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房」がオープン。フランス以外では初となるショコラ工房の中2階「ル・サロン」では、美しい工房での作業を眺めながら、作りたてのボンボンショコラや、ここでしか味わえないマカロンやスフレなどのデセールを存分に堪能することができる。
東京・日本橋に「ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房」がオープン。パリ以外では初となるショコラ工房の中2階「ル・サロン」では、美しい工房での作業を眺めながら、作りたてのボンボンショコラや、ここでしか味わえないデセール、ショコラ・ショーをはじめとしたドリンクなどをアラカルトで楽しむことができる。
アラン・デュカスが30年来の夢を実現させ、パリのバスティーユにショコラ工房をオープンしたのは2013年のこと。それから5年、遂にパリ以外では初めての「ル・ショコラ・アラン・デュカス」が東京に誕生した。シェフ・ショコラティエを務めるのは、’05年に「ベージュ アラン・デュカス 東京」に入店、’08年からは同店でシェフ・パティシエを務めたのち、’15年からは「ル・ショコラ・アラン・デュカス」のパリ工房でシェフ・ショコラティエのニコラ・ベルジェの下で働き腕を磨いたジュリアン・キンツラーだ。
今回のオープンに合わせて来日したデュカスは「パリの工房に最も近い形で東京の工房をご紹介できることを嬉しく思います。心配なのはジュリアンがパリの工房よりも美味しいショコラを作ってしまうのではないかということです(笑)。でも、日本の方々には喜んでいただけると確信しています。ぜひ、工房の中をじっくりご覧ください。パリの工房でカカオ豆から手作りされるクーベルチュールを使用して、多くのショコラは一つ一つ、ここ東京工房で作られるのです」とコメント。機能的で清潔感溢れる広々とした工房には、デュカス本人も大満足のよう。ここで作られたこだわりのショコラは、エントランスすぐのブティックで購入することができる。
今回の東京工房に「ル・ショコラ・アラン・デュカス」では初めて登場したのが「ル・サロン」。3面がガラス張りになっているため、1階の工房が一望できる。座り心地のいい革張りの椅子をはじめ、落ち着いた雰囲気のインテリアも秀逸だ。東京限定メニューとして、香ばしさと滑らかさのコンビネーションが見事な「ミルフィーユ・トゥ・ショコ」や、軽やかな口当たりの「ムース・オ・ショコラ」などのデセールが登場。他にも上品な甘さとフランボワーズの香りが楽しめる「マカロン・フランボワーズ」などの魅力的なメニューが並び、どれを食べるか悩んでしまいそう。ドリンクも「ショコラ・ショー」や「ショコラ・グラッセ」から、コーヒー各種、「ル・テ・ブラン・アラン・デュカス」をはじめとした紅茶各種、それに厳選シャンパーニュまで豊富に揃っている。
4月27日(金)には六本木のけやき坂通りに「ル・ショコラ・アラン・デュカス 六本木」がオープン予定。こちらもお楽しみに。
ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房
03-3516-3511
住所:東京都中央区日本橋本町1-1-1
営業時間:11:00~20:00
定休日:不定休
http://lechocolat-alainducasse.jp/
text : Shiyo Yamashita