イッタラからジャスパー・モリソンによる新ダイニングコレクション「ラーミ」が登場!

フィンランドのライフスタイルブランド、イッタラから2019213日(水)、ジャスパー・モリソンによるダイニングコレクション「ラーミ」が発売に。セラミック、グラスウェア、木のサービングトレイで構成されるシンプルで美しいコレクションが、親しい人で囲むテーブルを温かく演出してくれる。

イッタラから暮らしを豊かに彩る新しいダイニングコレクション「ラーミ」が2019213日(水)に発売。ジャスパー・モリソンのデザインによる、シンプルで美しく、気負わず使える食器やサービングトレイが、日々のテーブルに温かな雰囲気を届けてくれる。

「ラーミ」カップ&ソーサー ¥3,500、プレート 20cm ¥2,800、タンブラー クリア ¥1,500 ※エッグスタンドは日本未発売

(左から)「ラーミ」カップ&ソーサー ¥3,500、タンブラー(クリア)¥1,500、プレート 20cm ¥2,800 ※エッグスタンドは日本未発売

1881年にフィンランド南部のイッタラ村で生まれたガラス工場をルーツに持つライフスタイルブランド、イッタラ。カイ・フランクのデザインによる「ティーマ」や、オイバ・トイッカによる「カステヘルミ」や「バード バイ トイッカ」、アルヴァ・アアルトによる「アルヴァ・アアルト ベース」などの時代を超えたロングセラー製品は、ここ日本でも長きにわたって高い人気を誇っている。

そんなイッタラのラインナップに今年新たに加わったのが、フィンランド語で“フレーム(枠)”という意味を持つ「ラーミ」シリーズ。プレートやカップ、ボウルなどのセラミック、タイプのグラスウェア、木のサービングトレイといった素材違いのアイテムで構成された広範なコレクションだ。ほんの少し、緩やかに外に反ったプレートやボウルの縁、手に柔らかく添うグラスやカップの上品な丸み、光を浴びると美しい影を作り出すタンブラーやキャンドルホルダー。使いやすく、控えめな美しさをたたえたアイテムの数々は、朝から夜まで、どんな場面でも活躍してくれる。

左上から「ラーミ」ボウル ¥2,500、タンブラー(グリーン、シーブルー)¥1,500、プレート 27cm ¥3,200、木製ディーププレート 22cm ¥3,200、オーバルサービングボウル ¥9,000、

(左から)「ラーミ」ボウル ¥2,500、プレート 27cm ¥3,200、タンブラー(モスグリーン、シーブルー)各¥1,500、プレート 20cm ¥2,800、ディーププレート 22cm ¥3,200、ボウル ¥2,500、木製サービングトレイ 38.5cm ¥11,000、オーバルサービングボウル ¥9,000


左上から「ラーミ」プレート 20cm ¥2,800、ティーポット ¥12,000、マグ ¥2,500、プレート 27cm ¥3,200

(左から)「ラーミ」プレート 20cm ¥2,800、ティーポット ¥12,000、マグ ¥2,500、プレート 27cm ¥3,200〈ティーポット、マグは2019年春発売予定〉

ジャスパー・モリソンは、毎日の生活に溶け込み長く使い続けられるようなプロダクトを、暮らしと人間、素材と用途などについて丁寧なリサーチを重ねながら生み出してきたデザイナー。そのデザイン哲学は、そのままイッタラのそれとも重なる。

「私は全部同じもので揃えたテーブルセッティングの時代は終わったと感じています。今の時代、大事なことは、テーブルの雰囲気なのです。ばらばらかもしれないけれど上手に選ばれたアイテムを取り揃えることで、テーブルセッティングに形式ばったものがなくなり、アットホームでリラックスした雰囲気が生まれてくるのです」とジャスパーが話すとおり、「ラーミ」はこれまでその人が大切にしてきた食器ともうまく溶け込む。彼が日本の暮らしについても精通しているからか、和の食卓にも違和感なく合わせられそうだ。ちなみに、今回のタンブラーとキャンドルホルダーは、ジャスパーがコレクションしている、大正〜昭和期に日本で作られていたプレスガラスのコップを参考にデザインしたものだそう。適度な重みと慎重に選ばれた色が魅力的で、自分で使うだけでなく、ちょっとしたプレゼントにしても喜ばれそうだ。

ひとつひとつがよく考えられ、完成したデザインでありながら、料理が盛られたとき、人が手に持ったときにこそ魅力を放つ「ラーミ」のアイテム。機能的でありながらエレガントなこのコレクションが、日々の暮らしこそが特別であることを改めて教えてくれる。

text : Shiyo Yamashita

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