花を飾って生産者を応援! 無印良品で南房総の生花販売がスタート

東京都内を中心とした無印良品の限定店舗では、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて余ってしまったバラ、ヒマワリ、ユーカリなどの生花を販売する。まずは千葉県南房総地域の花卉生産者から直接仕入れ、無印良品 銀座にて先行販売。また、Café&Meal MUJIの限定店舗では学校給食用の牛乳や、いちご狩り農園のいちごを使ったメニューも展開!

東京都内を中心とした無印良品の限定店舗では、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて余ってしまったバラ、ヒマワリ、ユーカリなどの生花を販売。まずは千葉県南房総地域の花卉生産者から直接仕入れ、無印良品 銀座にて先行販売。2020年4月25日(土)からは展開店舗を順次拡大する。

南房総地域は花卉の名産地。美しく育てられた花を部屋に飾れば、家に籠る日々が明るくなりそう。
南房総地域は花卉の名産地。美しく育てられた花を部屋に飾れば、家に籠る日々も明るくなりそう。花は約3本1束で¥363。

南房総は温暖な気候を生かした花の栽培が盛んな地域のひとつ。無印良品には千葉県鴨川市の総合交流ターミナル「里のMUJI みんなみの里」の運営をはじめとした地域連携の取り組みを通じて、以前より花卉生産者との繋がりがあった。現在、新型コロナウイルス感染症による影響で、式典やイベントなどで使われるはずだった花が販売できなくなったり、花屋の休業や海外輸出の停止もあったりと、計画的に作付けされた花が行き場を失っている。

せっかく美しく育ったのに、圃場で廃棄せざるを得ない場合もある花々。無印良品では家の中で過ごす時間が増えたこんな時だからこそ、普段の暮らしに花を取り入れる提案ができないかと考え、生産者からそれらを直接仕入れて店頭で販売することに。まずは無印良品 銀座での先行販売が始まった。4月25日(土)以降、順次展開店舗を拡大して販売する予定だ。花の種類は天候や生産状況によって変動するものの、その週に仕入れることが可能な3~4品種の展開を予定。同品種約3本を1束にして、各品種の特徴や1種類で飾る際のコツ、長持ちさせるコツなどの情報も添えて販売される。

Café&Meal MUJIの6店舗では「いちご牛乳」「牛乳」を期間限定で提供。

Café&Meal MUJIの6店舗では「いちご牛乳」¥318、「牛乳」¥227を期間限定で提供。

一方、Café&Meal MUJIでは全国の小中学校の休校に伴って行き場がなくなった給食用の牛乳や、春のいちご狩りシーズンに合わせて大切に育てられてきたものの、観光客の減少によって摘まれないまま旬が過ぎてしまったいちごを直接仕入れ、「いちご牛乳」などのドリンクとして期間限定で販売。こちらは4月24日(金)~5月6日(水)、6店舗にて提供予定とあっている。

どちらも生産者が大切に育てたものを少しでも救うことができる、嬉しい試みだ。


「千葉県南房総の花」
価格:1束(約3本)
¥363(バラ、ヒマワリ、ユーカリ、スターチス、レースフラワー、テマリソウなどの中から3~4種類を展開予定)※天候や入荷状況によって取り扱い品種は変動 ※週1回の入荷予定につき、売り切れ次第その週の販売は終了
販売場所:先行販売中=無印良品 銀座/4月25日(土)〜=無印良品 新宿、MUJI 新宿、無印良品 リヴィン光が丘、無印良品 リヴィンオズ大泉、無印良品 セブンタウン小豆沢、無印良品 イオン板橋 ※営業状況により変更となる可能性あり

「いちご牛乳」「牛乳」
価格:いちご牛乳 ¥318、牛乳 ¥227
販売期間:4月24日(金)~5月6日(水)
販売店舗:Café&Meal MUJI 新宿、Café&Meal MUJI 日比谷、Café&Meal MUJI 府中ル・シーニュ、Café&Meal MUJI みんなみの里、無印良品 銀座(1Fジューススタンド)、Café&Meal MUJI ホテルメトロポリタン鎌倉(4月24日オープン予定) ※営業状況により変更となる可能性あり/Café&Meal MUJI日比谷およびCafé&Meal MUJI府中ル・シーニュは、4/25・26、5/2・3は休業予定

https://www.muji.com/jp/ja/store

text : Shiyo Yamashita

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