素材の可能性を探究するプロジェクトユニット、Hyleがピーナッツバターブランド、HAPPY NUTS DAYのピーナッツの殻と渋皮を使ったピーナッツ染めの研究過程と作品を円山町「Sta.」のギャラリースペースにて2020年11月1日(日)まで展示。無糖ピーナッツバターの限定販売なども行う。
日常的なコーヒー・お茶・ワインといった飲料をはじめとした素材そのものを染料として捉え直すことで、プロダクトの可能性を追求するプロジェクトユニット、Hyleがピーナッツバターブランド、HAPPY NUTS DAYのピーナッツの殻と渋皮を使ったピーナッツ染めの研究過程と作品を、円山町「Sta.」のギャラリースペースにて展示中だ。
Hyleは村山圭・山際悠輔・吉田竜二による、素材を探究するプロジェクトユニット。今回は、昨年九十九里に誕生した「LOCAL FACTORY」内の工房で、千葉県産落花生、九十九里海塩、北海道産てんさい糖だけでピーナッツバターを作るHAPPY NUTS DAYから譲り受けた殻と渋皮から抽出した染料で、エプロンや手袋など、ピーナッツバター工場を表現するようなものをはじめ、ピーナッツ染めならではの風合いを生かした作品を展示している。
「Hyle × HAPPY NUTS DAY × Sta. - Exploring materiality of peanuts - 落花生という素材についての探究」
会期:〜 2020年11月1日(日)
会場:Sta.(東京都渋谷区円山町11−7)
時間:11:00〜19:00 ※諸般の状況により観覧条件が変更となる場合あり
https://www.instagram.com/hyletokyo/
text : Shiyo Yamashita
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(左)HAPPY NUTS DAY「無糖ピーナッツバター(S/110g)」¥1,450、(右)同「ピーナッツバター(S/110g)」¥1,350
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エプロンや手袋をはじめとした、ピーナッツ工場を表現するような作品も展示。
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フローリストの木野園子(qui no)とHyleのコラボによる、ピーナッツ染めのリボンを結んだスワッグ ¥3,182
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ピーナッツの殻と渋皮から抽出した染料で染めた温かい色に注目。
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まさにピーナッツ色そのもの!のエプロンと手袋。
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ピーナッツの殻や渋皮は草木染めの染料として使われることが多い素材。こんな優しいピンクにも染まる。
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ピーナッツ染めのショルダーバッグ。
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ベビーグッズもピーナッツ染めに。
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エプロンだけでなく、前掛けにもトライ。
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前掛けと手袋。
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「Sta.」の外観。1Fは様々な展示を行うことができるギャラリースペース、2Fはバーカウンターのあるレストランスペースとなっている。