ミナ ペルホネンのテキスタイルにフォーカスした展覧会「風景の色 景色の風 / feel to see」、スパイラルにて開催

ミナ ペルホネンのテキスタイルにフォーカスした展覧会「風景の色 景色の風 / feel to see」が2020年11月7日(土)〜12月1日(火)に開催される。ミナ ペルホネンを象徴するテキスタイルや映像インスタレーションを通じて、それぞれのテキスタイルの魅力とその可能性、デザインに込めたストーリーや背景を、これまでとは違う形で感じられる展覧会となりそうだ。

2020年11月7日(土)〜12月1日(火)、ミナ ペルホネンのテキスタイルにフォーカスした展覧会「風景の色 景色の風 / feel to see」が、スパイラルにて開催される。

ミナ ペルホネンのテキスタイルの魅力が新しい形で伝わる展覧会。
ミナ ペルホネンのテキスタイルの魅力が新しい形で伝わる展覧会になりそう。

ミナ ペルホネンはオリジナルの図案によるファブリックを作るところから服作りを進める、稀有なブランド。国内外の生地産地と連携し、素材開発や技術開発にも精力的に取り組んでいる。本展はそんなミナ ペルホネンを象徴するテキスタイルにフォーカスするもの。テキスタイルや映像インスタレーションの展示を通じて、それぞれのテキスタイルの魅力と可能性、デザインに込めたストーリーや背景を、これまでとは違う形で感じられるような展示となっている。

デザイナーの皆川明は本展に際して、「テキスタイルは服や家具においては材料であり、デザインのプロセスの途中に存在しています。ですが、そのテキスタイルには最終的なデザインを決定づける質感や色、グラフィックが表現されており、全体の存在価値の多くを含んでいると考えられます。その意味で、テキスタイルは最終的なデザインの素性に対して大きな役割を果たしていると言えます」とコメント。

会場のスパイラルは、ミナ ペルホネンがブランドとしての最初の展覧会となった2002年「粒子」(当時はminä)、2010年の「進行中」、2015年の「ミナカケル」と展示を重ねてきた場所。本展はテキスタイルに込められた世界観が表現された映像などを通じて「日常の時の流れの中でもう一つの情景や体感を創造する」体験ができるものとなりそうだ。

今回は受注アイテム以外の全ての展覧会関連グッズをスパイラルオンラインストア内の「風景の色 景色の風 / feel to see」特設オンラインストアにて販売。また、その中の一部のアイテムのみ、展覧会期間中にスパイラル1F 「MINA−TO」でも販売する。また、11月12日(木)〜12月1日(火)の期間にはスパイラル3Fの特設コーナー「minä perhonen+you」にて受注アイテムを販売する予定だ。ここではバッグ(ピッツァ、ライバ)やウサギクッションのテキスタイルを、好きな組み合わせでオーダー可能。テキスタイルのラインナップは11月9日(月)に展覧会特設ページ内で発表される。

なお、入場は30分ごとの時間入替制となり、予約は「Peatix」、またはミナ ペルホネン各ショップにて受付中。当日の空き状況により会場受付での申し込みも可能だが、できれば事前予約を。


風景の色 景色の風 / feel to see
会期:2020年11月7日(土)〜12月1日(火)※会期中無休
会場:スパイラル(東京都港区南青山5-6-23)
時間:11:00~20:00 
入場料:無料 
https://store2.spiral.co.jp/

text : Shiyo Yamashita

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