ブルガリ イル・チョコラートでは、環境や社会と向き合い、サステイナビリティとは何かを考える「チョコレート・ジェムズ・フォー・サスティナビリティ」を数量限定で発売。食品ロス問題、伝統工芸の保護、そしてエシカル消費の考え方などに配慮して生産されたカカオを使用したチョコレートは、歴史ある佐賀の手漉き和紙工房で作られた和紙のボックスに収められている。
ブルガリ イル・チョコラートでは環境や社会と向き合い、サステイナビリティとは何かを考える「チョコレート・ジェムズ・フォー・サスティナビリティ」の数量限定での販売をスタート。これはブルガリが掲げるCSRへの積極的な取り組みのひとつで、このひと箱にさまざまなメッセージが込められている。
「チョコレート・ジェムズ・フォー・サスティナビリティ」のプロジェクトは、フードロス食材の有効活用を考え、さまざまな活動を展開する「フードロスバンク」の協力によりスタート。フード業界における無駄をなくすための取り組みに加え、伝統工芸の価値を高めることや、公正な取引がなされ、かつ生産者の生活向上まで考えられて作られたカカオを使用することで、チョコレートを手にした人に「地球に暮らすあらゆる生命の尊重と環境」を意識することの大切さを語りかけている。
箱に詰められているのは、福井県産唐辛子をチリオイルにし、 ヘーゼルナッツとアーモンドのプラリネと合わせミルクチョコレートでコーティングした「唐辛子」、小田原産の梅から作ったシロップをセミドライいちじくと合わせてガナッシュにし、ビターチョコレートでコーティングした「梅&フィグ」、小田原産湘南ゴールドを丸ごと使ったピュレと果汁をガナッシュにし、ビターチョコレートでコーティングした「湘南ゴールド」の3種類。
さらに、ボックスには元禄12(1699)年創業の佐賀の和紙工房「名尾手すき和紙」で作られた、クワ科の梶の木の太くて強い繊維を使った和紙を使用。今回使われているのは、規格外で出荷できなかった紫陽花や、工房周辺で集められた紅葉や菜の花、工房で染色用に使った紅花を混ぜた、特別な和紙だ。
美しい箱に収められた深い味わいのチョコレートを、持続可能性のメッセージとともに、大切な人に。既に店頭とオンラインショップでの販売がスタートしているので、早めのチェックをお勧めしたい。
ブルガリ イル・チョコラート
03-6362-0510
http://gourmet.bulgari.com/
text : Shiyo Yamashita