古代ローマから現代の日本まで! 多彩な浴場文化を体感する「テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本」、パナソニック汐留美術館で開催中

東京・汐留のパナソニック汐留美術館では、テルマエを中心に古代ローマの人々の生活とともに、日本の入浴文化も紹介する展覧会「テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本」を開催中。美術館と都内約440軒の銭湯が加盟する東京都浴場組合によるスタンプラリーキャンペーンも実施中だ。


東京・汐留のパナソニック汐留美術館では、2024年6月9日(日)までの会期で、テルマエを中心に古代ローマの人々の生活とともに、独自の風土の中で育まれた日本の入浴文化も紹介する展覧会「テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本」を開催中だ。

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《ヘタイラ(遊女)のいる饗宴》 1世紀 フレスコ ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo © Luciano and Marco Pedicini

人類史上に輝く繁栄を誇った古代ローマの文化の中で、その豊かなくらしと優れた建築技術を象徴するのがテルマエ(公共浴場)。本展ではナポリ国立考古学博物館所蔵の絵画、彫刻、考古資料を含む100件以上の作品や映像、模型などを通して、テルマエを中心に古代ローマの人々の生活を紹介する。

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《アポロとニンフへの奉納浮彫》 2世紀 大理石 ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo © Luciano and Marco Pedicini

古代ローマでは、ローマ市内に大規模なテルマエがいくつも建設され、温泉もまた、医療や健康と結びついて利用されていた。庶民が日々の仕事の後にテルマエで過ごす一時を楽しみにしていたのに対し、富裕層は家で豪華な饗宴を繰り広げていたという。

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《恥じらいのヴィーナス》 1世紀 大理石 ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo © Luciano and Marco Pedicini

本展では、《アポロとニンフへの奉納浮彫》や《恥じらいのヴィーナス》といったナポリ国立考古学博物館所蔵の絵画や彫刻、考古資料を含む100件以上の作品や映像、模型などを通して、テルマエを中心に古代ローマの人々の生活を紹介する。

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《カラカラ帝胸像》 212~217年 大理石 ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo © Luciano and Marco Pedicini

また、古代ローマのテルマエを想像復元したCG映像や、カラカラ浴場を250分の1のサイズで復元した模型なども展示。多彩な展示作品や資料を通して、古代ローマの入浴文化を身近に感じることができる。

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歌川国貞(三代歌川豊国)《江戸名所百人美女 御殿山》  安政5年(1858) 木版色摺  ポーラ文化研究所蔵 ※展示期間:~4月30日(火)

展示は5部構成となっており、最後の章では日本の入浴に関する美術品や資料を紹介。江戸・東京からアクセスがあった箱根や熱海の温泉や、東京にも今なお多く残る銭湯にまつわる資料も展示。家庭内の内風呂についても着目し、国内に残される地方色豊かな温泉文化にも触れながら、日本のお風呂の歴史を概観する。

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豊原国周 《肌競花の勝婦湯(はだくらべはなのしょうぶゆ)》 明治元年(1868) 木版色摺 神戸市立博物館蔵 ※展示期間:5月9日(木)~6月9日(日)

なお、本展の開催を記念して、パナソニック汐留美術館と都内約440軒の銭湯が加盟する東京都浴場組合がスタンプラリーキャンペーンを実施中。組合に加盟している銭湯2軒とパナソニック汐留美術館、計3個のスタンプを集めた先着200名に「テルマエ展」オリジナルステッカーがプレゼントされる。遥か昔のカラカラ浴場の時代から現代の銭湯まで、時代を超えて人々に愛されてきた浴場文化に思いを馳せるべく、銭湯と展覧会をはしごしてみてはいかが。

「テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本」
会期:〜2024年6月9日(日)
会場:パナソニック汐留美術館(東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4F)
開場時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:水曜(ただし6月5日は開館)
入館料:一般 ¥1,200、65歳以上 ¥1,100、大学生・高校生 ¥700、中学生以下無料 ※障がい者手帳を提示の方および付添者1名まで無料で入館可能
https://panasonic.co.jp/ew/museum/exhibition/24/240406/

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