歴史や神話、映画などに登場する人物像を演じ、写真作品に。インドのアーティスト、プシュパマラ Nがシャネル・ネクサス・ホールで個展を開催中

東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールでは現在、インドのバンガロール(現ベンガルール)を拠点に、フォト・パフォーマンスやステージド・フォトで世界的に注目を集めるアーティスト、プシュパマラ Nの展覧会を開催中。彼女にとっては今春開催されたKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭に続く日本での展示となる。

東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールでは、2025年8月17日(日)までの会期で、インドのバンガロール(現ベンガルール)を拠点に活躍するアーティスト、プシュパマラ Nの展覧会「Dressing Up: Pushpamala N」を開催中だ。

東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールでは現在、インドのバンガロール(現ベンガルール)を拠点に、フォト・パフォーマンスやステージド・フォトで世界的に注目を集めるアーティスト、プシュパマラ Nの展覧会を開催中。彼女にとっては今春開催されたKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭に続く日本での展示となる。

東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールでは、2025年8月17日(日)までの会期で、インドのバンガロール(現ベンガルール)を拠点に活躍するアーティスト、プシュパマラ Nの展覧会「Dressing Up: Pushpamala N」を開催中だ。

歴史や神話、映画などに登場する人物像を演の画像_1

©CHANEL

シャネル・ネクサス・ホールでは2025年、20周年を迎えるにあたって2024年からスタートさせた新たなプログラムをさらにパワーアップさせて展開中。今年最初の展覧会となる本展は、写真を主なメディアとして創作活動を行うアジアのアーティストにフォーカスしたシリーズの第2弾で、中国のアーティスト2名にフォーカスした「Borrowed Landscapes フェイイ ウェン|パン カー 二人展」に続くものとなる。

歴史や神話、映画などに登場する人物像を演の画像_2
プシュパマラ N Return of the Phantom Lady, No.5 2012 © Pushpamala N
歴史や神話、映画などに登場する人物像を演の画像_3
プシュパマラ N「The Navarasa Suite」シリーズ(2000-03)より、《Shringara/恋情》 © Pushpamala N

「現代インド美術界で最もエンターテイニングなイコノクラスト」と評されるプシュパマラ Nは1956年生まれ。プシュパマラ Nはもともと彫刻家としてキャリアをスタートさせた後、写真や映画へとメディアを移行。1990年代半ばに、自らがさまざまな役柄に扮して示唆に富んだ物語を作り上げるフォト・パフォーマンスやステージド・フォトの創作を開始した。

歴史や神話、映画などに登場する人物像を演の画像_4

©CHANEL

女性像の構築や、国民国家の枠組みを探求するプシュパマラ Nの作品は、美術史、アーカイブ資料、大衆文化から引き出された象徴的なイメージや原型を丹念に再現している。演じるのは自身と、友人や素人のキャストたち。アナログで演劇のように構成された演出(ミザンセーヌ)は、その作為的なものを敢えて強調することで、作品の根底にある概念的な枠組みに意識を向けさせている。

歴史や神話、映画などに登場する人物像を演の画像_5

プシュパマラ N Phantom Lady or Kismet, No.19 1996-98 © Pushpamala N

なお、7月の毎週水曜日の17:00〜19:00には会場スタッフによる展示案内やドリンクサービスも。事前の申し込みは不要なので、ぜひ足を運んでみて。

歴史や神話、映画などに登場する人物像を演の画像_6

©CHANEL

「Dressing Up: Pushpamala N」
会期:〜2025年8月17日(日)
会場:シャネル・ネクサス・ホール(東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F)
開館時間:11:00〜19:00(最終入場18:30) ※7月10日(木)、24日(木)は17:00まで(最終入場16:30)
入場無料(予約不要)
https://nexushall.chanel.com/program/2025/dressingup/