話題のビジュアルを続々と生み出す“タベイミナイズム”の真髄に迫る。田部井美奈の個展、ギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催

東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーでは、アートディレクター/グラフィックデザイナーとして活躍する田部井美奈の展覧会「光と図形と、その周辺」を2025年9月5日(金)より開催する。田部井が2018年より取り組む[光と図形]の最新作をお披露目するほか、これまで手掛けてきたグラフィックワークを展示する。

東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーでは、アートディレクター/グラフィックデザイナーの田部井美奈の展覧会「光と図形と、その周辺」を2025年9月5日(金)〜10月22日(水)に開催する。

東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーでは、アートディレクター/グラフィックデザイナーとして活躍する田部井美奈の展覧会「光と図形と、その周辺」を2025年9月5日(金)より開催する。田部井が2018年より取り組む[光と図形]の最新作をお披露目するほか、これまで手掛けてきたグラフィックワークを展示する。

東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーでは、アートディレクター/グラフィックデザイナーの田部井美奈の展覧会「光と図形と、その周辺」を2025年9月5日(金)〜10月22日(水)に開催する。

話題のビジュアルを続々と生み出す“タベイの画像_1

東京都美術館「マティス展」(2023)の図録。

田部井は武蔵野美術大学短期大学部卒業後、2003年より服部一成に師事。同時にフリーランスとしての活動も開始し、2014年に田部井美奈デザインを設立、広告、書籍、パッケージ、展示など幅広い領域のデザインを手がけてきた。NHK大河ドラマ『光る君へ』や、「PARCO CHRISTMAS」などのビジュアルのほか、東京都美術館「マティス展」などの広告宣伝物なども手がけている。

話題のビジュアルを続々と生み出す“タベイの画像_2

石川直樹「極北へ」(毎日新聞出版)の表紙。

さらに、書籍では石川直樹『極北へ』(毎日新聞出版)や『奥能登半島』(青土社)、山崎ナオコーラ『ミライの源氏物語』(淡交社)、能町みね子『結婚の奴』(平凡社)などを担当。

話題のビジュアルを続々と生み出す“タベイの画像_3

ISSEY MIYAKE GINZA / 445でのA-POC ABLE ISSEY MIYAKE「TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKE 4」シリーズ特別展示(2023)の際のウィンドウディスプレイ。

(NO) RAISIN SANDWICHやMame Kurogouchiのパッケージデザイン、「TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKE 4」(2023)やHAY TOKYO「Unprecise」(2024)の際の店内装飾なども話題に。自身の個展としては東京・神宮前のユトレヒトで開催した「光と図形」(2018)などがある。

話題のビジュアルを続々と生み出す“タベイの画像_4

ユトレヒトでの田部井美奈個展「光と図形」(2018)のポスター。

本展のタイトルにもある[光と図形]とは、それぞれ個性的な佇まいを持ちつつ、“タベイミナイズム”とでも呼べそうな円環で繋がる田部井のデザインの、その円の中心でエネルギーを放つもの。彼女は自分にしかできないビジュアル表現を追い求めるなかで、自分の意志ではコントロールすることのできない[光と図形]という現象に出現する偶然性を、二次元の紙面上に落とし込むという行為に2018年より取り組み始め、それを今も続けている。

話題のビジュアルを続々と生み出す“タベイの画像_5

(NO) RAISIN SANDWICHのパッケージ。

本展では、時間と根気のいる行為を経て生まれる[光と図形]の最新作を、空間ごと体感できる形でお披露目。また、これまで手掛けてきたブックデザインやパッケージ、ポスターなどのグラフィックワークの代表作も併せて展示し、その両方から“タベイミナイズム”の真髄に迫るというからお楽しみに!

「田部井美奈 光と図形と、その周辺」
会期:2025年9月5日(金)〜10月22日(水)
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F/B1)
開館時間:11:00〜19:00
休館日:日曜・祝日
入場料:無料
電話番号:03-3571-5206
https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/