2026.10.05

【ブルネロ クチネリ】創業者の人生を描く叙事詩のようなドキュメンタリー『ブルネロ 静かなる先見者』、まもなく全国公開

『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督が、イタリアのラグジュアリーブランド、ブルネロ クチネリの創業者の人生を描いたドキュメンタリー映画『ブルネロ 静かなる先見者』が、2026年11月6日(金)より全国公開される。証言・アーカイブ映像・再現ドラマを組み合わせた、美しい叙事詩のような作品だ。

イタリアのラグジュアリーブランド、ブルネロ クチネリの創業者であるブルネロ・クチネリの人生を描いたドキュメンタリー映画『ブルネロ 静かなる先見者』が、2026年11月6日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほかで全国公開される。

『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督が、イタリアのラグジュアリーブランド、ブルネロ クチネリの創業者の人生を描いたドキュメンタリー映画『ブルネロ 静かなる先見者』が、2026年11月6日(金)より全国公開される。証言・アーカイブ映像・再現ドラマを組み合わせた、美しい叙事詩のような作品だ。

イタリアのラグジュアリーブランド、ブルネロ クチネリの創業者であるブルネロ・クチネリの人生を描いたドキュメンタリー映画『ブルネロ 静かなる先見者』が、2026年11月6日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほかで全国公開される。

【ブルネロ クチネリ】創業者の人生を描くの画像_1

©BRUNELLO CUCINELLI SPA AND MASI FILM 2025 Photo by Stefano Schirato

本作は、証言・アーカイブ映像・再現ドラマを織り交ぜながら、クチネリの人生の歩みを描くもの。監督のジュゼッペ・トルナトーレは、『ニュー・シネマ・パラダイス』(1989)でアカデミー賞外国語映画賞を受賞した大監督。その後も『みんな元気』(1990)、『海の上のピアニスト』(1999)、『鑑定士と顔のない依頼人』(2013)など、心をゆさぶる作品の数々で世界的に評価を集めてきた。

【ブルネロ クチネリ】創業者の人生を描くの画像_2

©BRUNELLO CUCINELLI SPA AND MASI FILM 2025 Photo by Stefano Schirato

農村で育ったクチネリ少年は、父が工場で尊厳を踏みにじられるような扱いを受ける姿を目にした経験から「人間の尊厳ある働き方」を求めるようになる。1978年、彼は小さなニット工房を創業、伝統的にニュートラルな色合いが主流だったカシミヤに鮮やかな色彩を取り入れるという革新的なアプローチを導入。彼のブランド、ブルネロ クチネリはやがて世界有数のラグジュアリーブランドへと成長していく。

【ブルネロ クチネリ】創業者の人生を描くの画像_3

©BRUNELLO CUCINELLI SPA AND MASI FILM 2025 Photo by Stefano Schirato

成功ののち、彼が選んだのは拡大ではなく、“人間の尊厳と美を祝福すること”だった。その結実が、中世の村、ソロメオの再生。荒れ果てていた建物を丁寧に修復し、劇場や図書館の建設、葡萄畑やオリーブ畑を含む公園の造園を進め、文化・クラフツマンシップ・自然・働く人々の営みが調和する村へと育て上げた。こうした取り組みにより、ソロメオは文化・環境・経済再生のモデルとして国際的にも注目を集めるようになる――。

【ブルネロ クチネリ】創業者の人生を描くの画像_4

©BRUNELLO CUCINELLI SPA AND MASI FILM 2025 Photo by Stefano Schirato

本作についてトルナトーレ監督は「ドキュメンタリーでも劇映画でもコマーシャルでもない、三つが溶け合う自由な試み」とコメント。クチネリの人生を静謐な叙事詩のように描き出している。

【ブルネロ クチネリ】創業者の人生を描くの画像_5

©BRUNELLO CUCINELLI SPA AND MASI FILM 2025 Photo by Stefano Schirato

証言者として登場するのは、オプラ・ウィンフリー、パトリック・デンプシー、リード・ホフマンといった多彩な顔ぶれ。クチネリが現代社会において掲げる“人間主義的経営”と“森羅万象との調和”が、企業が社会に果たし得る役割について新たな視点を提示する。これは、数多のファッションデザイナーやブランドにまつわるドキュメンタリーとは一線を画している部分だ。

【ブルネロ クチネリ】創業者の人生を描くの画像_6

©BRUNELLO CUCINELLI SPA AND MASI FILM 2025 Photo by Stefano Schirato

物語の終盤で聞かれる「夢は、勇気をもって育てるとき、人の運命を導く真の力となる」というクチネリの言葉は、作品全体を貫く静かなテーマとも言える。音楽は『ライフ・イズ・ビューティフル』の音楽などで知られるイタリア映画音楽界の巨匠、ニコラ・ピオヴァーニが、また撮影はトルナトーレ監督と長らく組んでいるファビオ・ザマリオンが担当。美しき叙事詩といった肌触りのこの映画を通して、ブランド、そしてブルネロ・クチネリという人間の知られざる魅力に触れてみては。

『ブルネロ 静かなる先見者』
監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ 音楽:ニコラ・ピオヴァーニ 撮影:ファビオ・ザマリオン
出演:ブルネロ・クチネリ、サウル・ナンニ、フランチェスコ・カンネヴァーレ、フランチェスコ・フェッローニ、エンマ・ファトーネ、ベアトリーチェ・カルラーニ
2025年/イタリア/イタリア語・英語/127分/カラー/シネマスコープ
配給:ロングライド
©BRUNELLO CUCINELLI SPA AND MASI FILM 2025 
https://longride.jp/brunello/