トマトと野菜の冷製スープ - 今月のスープ | vol. 05

暑い夏に食べたいのは、ひんやり冷たくて喉ごしのいい冷製スープ。「ガスパチョをアレンジし、完熟トマトをまるごと使ってボリュームアップしてみました。トマトは生のままより、軽く火を通すと甘みが増して色も鮮やかになります。そのうえで、しっかり冷やすとおいしい。トッピングのきゅうりや玉ねぎ、オクラはそれぞれ下ごしらえをして青くささや辛味を取っておくと、全体がまろやかにまとまりますよ。ルッコラも水につけてパリッとさせて、食べる直前にちぎって」野菜メインの軽いスープだから、お供は少し食べごたえのあるものを。「冷凍のピザ生地やピタパンにチーズをのせて焼いて添えるのも、手軽でおすすめ」



今月のスープ vol. 05

トマトと野菜の冷製スープ

材料(2人分)

トマト
小さめ3個
ベーコンスライス
1枚
きゅうり
1/2本
玉ねぎ
1/2個
オクラ
4本
ルッコラ
1束弱
小さじ2杯
塩、赤唐辛子粉
各少々
オリーブ油
少々
ピザ生地(冷凍)
2枚
ナチュラルチーズ
(エメンタールなど)
約50g

作り方
①トマトはヘタをくりぬく。鍋に湯を沸かし、トマトを1個ずつ入れて3〜4秒で引き上げ、皮を薄くむく。2個は丸のまま軽く塩をふり、1個は粗みじんに刻む。
②①の刻んだトマトと8等分にしたベーコンを鍋に入れ、600㎖の水を注いで中火にかける。軽く煮立ってきたら塩を加え、沸騰しないよう4 〜5分煮、火を止めて粗熱をとる。ボウルなどに①のトマトとスープをすべて合わせ、冷蔵庫に入れてよく冷やす。
③きゅうりはピーラーで薄くスライスし、ごく軽く塩をふる。玉ねぎは2等分して横に薄切りし、塩少々と酢をふって軽く揉むように混ぜ、水気をきる。オクラはまな板の上で転がして塩ずりし、沸騰した湯で1分ゆでて冷水で冷ましたあと、ヘタのまわりをむいて縦2等分。ルッコラは小さな葉を選び、4〜5分水につけてパリッとさせる。
④トマトを器の中央に置きスープを盛る。くるっと巻いたきゅうり、玉ねぎ、軽く塩をふったオクラを置きルッコラを添える。赤唐辛子粉をふり、オリーブ油を少したらす。ピザ生地にチーズをのせ、220℃のオーブンでチーズが溶けるまで焼いて添える。

PROFILE

ながお ともこ●フードコーディネーター。オリジナルのスープ皿を中心に、自身のHPにてオンラインストアを展開中。これから新商品も増える予定なので、こまめにのぞくときっと掘り出し物が見つかりますよ。http://www.vegemania.com/

SOURCE:SPUR 2017年8月号「長尾智子のごちそうは、ひと皿のスープ」
photography:Masahiro Sanbe text:Kaori Okuda

SPUR MAGAZINEプロフィール画像
SPUR MAGAZINE

着たい服はどこにある?
トレンドも買い物のチャンネルも無限にある今。ファッション好きの「着たい服はどこにある?」という疑問に、SPURが全力で答えます。うっとりする可愛さと力強さをあわせ持つスタイル「POWER ROMANCE」。大人の女性にこそ必要な「包容力のある服」。ファッションプロの口コミにより、知られざるヴィンテージ店やオンラインショップを網羅した「欲しい服は、ここにある」。大ボリュームでお届けする「“まんぷく”春靴ジャーナル」。さらにファッショナブルにお届けするのが「中島健人は甘くない」。一方、甘い誘惑を仕掛けるなら「口説けるチョコレート」は必読。はじまりから終わりまで、華やぐ気持ちで満たされるSPUR3月号です!

FEATURE
HELLO...!