以上2曲のパフォーマンスのあとは、国内外のメディアからの質問に答えるコーナー。9月に公開したドキュメンタリー・フィルム『The World Is My Oyster』で見せた飾らない姿について訊かれると、HUH YUNJINは「カッコイイ姿を収めることもできましたが、率直な姿を見せることで親近感を持ってもらえたのではないかと思います」と応じ、「K-POP第4世代のガールズグループの競争が激しい中でどんな足跡を残したい?」との問いには、「私たちはパフォーマンスに欲があるので、“パフォーマンスと言えばLE SSERAFIM”というイメージができればうれしい」とKIM CHAEWONが自信たっぷりに答える。そして最後に彼女がグループを代表して、「今回の活動も無事に終えられるようよろしくお願いします。期待に応えるために頑張りますので!」と挨拶して、ひとりずつステージをあとにしたのだった。
ちなみに『ANTIFRAGILE』にはほかにも、ロックに接近する『No Celestial』や、J-POP調の『Good Parts(when the quality is bad but I am)』が収録され、歌詞のテーマは共有しつつも多彩な表現を網羅。コンパクトながら広がりがある作品に仕上がっている。“FEARLESS”から“ANTIFRAGILE”へ、恐れを知らないだけでなく躓いた時には自力で起き上がるパワーを身に付け、着実にステップアップを遂げたLE SSERAFIM。その第二章を楽しみに見守りたい。