目標は、金メダル。どんな選手が相手でも自分らしく勝ち切りたい
2003年8月29日、大阪府生まれ。中学2年時に知的障がいと診断を受ける。同時期に卓球と出合い、16歳で出場したパラFIDジャパン・オープントーナメントで4位に。2023年チェコパラオープンでは、シングルスでの国際大会デビュー戦ながらも優勝を果たす。さらに、新台北、台中パラオープンと勢いは止まらず、連続で優勝。その後、アジアパラ競技大会で見事アジア女王に輝き、パラリンピックへの出場権を獲得。昨年11月から株式会社内田洋行に入社し、仕事と競技との両立に勤しむ。
和田さんを読み解く3つのS
Smile
食べているときが一番幸せです。甘いものが大好きで、撮影前もパンケーキを食べました。気分転換をしたいときは食べ歩きをしたり、友達と遊んで、卓球から離れる日をつくることも。海外遠征中は食事が口に合わないとモチベーションが下がってしまうので、パラリンピックのときも日本からたくさん食料を持っていくつもりです。
Sleep
寝ることが好きで、休みの日は何もなければ12時間くらい寝てしまうことも。そんな私でも試合前になると緊張して眠れない夜もありますが、携帯電話をさわったりはせず、意地で耐えます(笑)。以前足を痛めたときにお風呂でマッサージをしてみたら、疲れが取れて早く眠れたような気がして、以来、続けています。
Society
「アスナビ」というJOCが行なっている就職支援活動を通じて、就職先の内田洋行に出合いました。アスリートへの理解があり、自分らしく競技に打ち込むことができています。国際大会に出場するようになってからは、今まで関わりのなかった海外のアスリートたちとの交流も深まり、競技生活がさらに充実しています。