【ZEROBASEONE】の果てしない魅力に絶叫の嵐! 盛りだくさんの初日本ファンコンサートは「ボイプラ」曲やヒゲダンカバーも #ZEROBASEONE #ZB1

9人組グローバルボーイズグループ・ZEROBASEONEが、日本で初となるファンコンサート『2024 ZEROBASEONE FAN-CON IN JAPAN』を3月23、24日にKアリーナ横浜にて開催しました。熱狂を呼ぶライブあり、メンバーの仲の良さが伝わるゲームコーナーあり、見どころが盛りだくさんだったこのイベント。SPUR.JPでは24日の昼公演の模様をレポートします。

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『2024 ZEROBASEONE FAN-CON IN JAPAN』の様子。(撮影:上山陽介)(c)WAKEONE / LAPONE Entertainment

ZEROBASEONEは、グローバルボーイズグループデビュープロジェクト『BOYS PLANET』を経て結成されたボーイズグループ。ソン・ハンビン、キム・ジウン、ジャン・ハオ、ソク・マシュー、キム・テレ、リッキー、キム・ギュビン、パク・ゴヌク、ハン・ユジンの9名で構成されています。デビューから2作連続でミリオンセラーを記録し、昨年の音楽授賞式では新人賞を総なめに。さらに3月20日にリリースした日本デビューシングル『ゆらゆら -運命の花-』はオリコン週間シングルランキングで初登場1位を記録し、日本国内での注目度も上昇し続けているグループです。

ハン・ユジンの「ヌナ、サランヘヨ」も! 個性あふれる挨拶

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『2024 ZEROBASEONE FAN-CON IN JAPAN』の様子。(撮影:上山陽介)(c)WAKEONE / LAPONE Entertainment

そんなZEROBASEONEの初の日本での公演ということで、ファンコンサート当日の会場周辺は、開演前からZEROSE(ZEROBASEONEファンの呼称)の興奮に満ちていました。開演時間を少し過ぎると、ステージ前方に張り巡らされたシースルーの幕ごしに、優美に踊るメンバーの姿が。待ちに待ったメンバーの登場に、ZEROSEの興奮は最高潮に達します。

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『2024 ZEROBASEONE FAN-CON IN JAPAN』の様子。(撮影:上山陽介)(c)WAKEONE / LAPONE Entertainment

シックな黒のセットアップで揃えた9人。それぞれにジャケットのデザインが異なり、キム・ジウンは激しく踊るたびにお腹をチラリと覗かせます。まずパフォーマンスが披露されたのは、彼らのデビュー曲『In Bloom(Japanese ver.)』。めまぐるしいフォーメーションチェンジとともに迫力あるパフォーマンスが展開され、メンバーの端正な顔立ちが大きなLEDビジョンに映るたび、場内は黄色い声の嵐に! 続く『Take My Hand』では、ソン・ハンビンとジャン・ハオの“ハオビン”コンビが赤い照明に包まれて2人で始めるダンスブレイクに、目が釘付けになりました。

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『2024 ZEROBASEONE FAN-CON IN JAPAN』の様子。(撮影:上山陽介)(c)WAKEONE / LAPONE Entertainment

この日のMCを務めたのは、K-POPアーティストのイベントではお馴染みの古家正亨さん。「昨日の初日よりさらに熱気を感じますね」と、感心したように語ります。一度脇にはけたメンバー9人が再びステージに現れると、ZEROSEは大きな歓声で迎え入れました。

キム・ジウン ZEROBASEONE
キム・ジウン(撮影:上山陽介)(c)WAKEONE / LAPONE Entertainment

最初の挨拶では、メンバーがコメントするたびにキム・ジウンが、それぞれのキャラクターに合わせたアクションをリクエスト。キム・テレはメインボーカルらしく美声を響かせ、最年少のハン・ユジンは『BOYS PLANET』で人気を呼んだフレーズ「ヌナ、サランヘヨ(お姉さん、愛してます)」を再現して沸かせました。またソク・マシューがキム・ジウンにタオルを手渡すと、キム・ジウンがソク・マシューのほっぺをつつく一幕も。愛らしい“プププズ”のやりとりが悲鳴を起こしていました。

リッキー ZEROBASEONE
リッキー(撮影:上山陽介)(c)WAKEONE / LAPONE Entertainment

そして鮮やかな赤髪が目を引くリッキーは、朝8時に牛丼を2杯食べたという意外なTMIを紹介していました。続いてパフォーマンスが披露された『CRUSH(Japanese ver.)』では、一糸乱れぬシンクロを見せるダンスパートが長尺で挟まれ、新鮮な印象を残します。

頬でオレンジを挟み密着? バラエティ力を発揮したゲームコーナー

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『2024 ZEROBASEONE FAN-CON IN JAPAN』の様子。(撮影:上山陽介)(c)WAKEONE / LAPONE Entertainment

映像を挟んで、メンバーはデニムを基調としたカジュアルな衣装にチェンジ。『New Kidz on the Block』ではそれまでのカリスマ性あふれるパフォーマンスからは少し趣向を変え、明るくエネルギッシュなステージが展開されました。ハン・ユジンがGジャンをはだけさせて白タンクトップから肩を見せると、場内は悩ましげな絶叫に包まれます。

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『2024 ZEROBASEONE FAN-CON IN JAPAN』の様子。写真は別公演回。(撮影:上山陽介)(c)WAKEONE / LAPONE Entertainment

ここからはゲームコーナーへ。9人が3チームに分かれて、「君に届く瞬間」と題されたすごろくゲームに挑みます。チームごとに選んだミッションをこなしていき、円形センターステージまで敷かれた巨大なすごろくのゴールを目指すというこの企画。ガラポンによって、ピンクチーム「ハートゥビー」がソン・ハンビン、ジャン・ハオ、キム・ギュビン、青チーム「エネルギー満タン」がキム・ジウン、キム・テレ、パク・ゴヌク、黄色チーム「Marry You」がソク・マシュー、ハン・ユジン、リッキーというチーム分けに決まりました。

 

ジャン・ハオ ZEROBASEONE
ジャン・ハオ(撮影:上山陽介)(c)WAKEONE / LAPONE Entertainment

ピンクチームは『BOYS PLANET』の楽曲を即興で踊るミッションを引き当て、ソン・ハンビン、ジャン・ハオ、キム・ギュビンは『Hot Summer』を難なくダンス。するとソン・ハンビンが「(これだけじゃ)寂しいですよね?」と提案して、追加で『Over Me』も9人で踊る展開に。サービス精神たっぷりの粋な提案に、ZEROSEは歓喜しました。

パク・ゴヌク ZEROBASEONE
パク・ゴヌク(撮影:上山陽介)(c)WAKEONE / LAPONE Entertainment

また黄色チームはイラストのポーズを真似するミッションで、3人が絡み合う複雑なポーズを見せ、青チームは客席のペンライトの色が切り替わる順番を記憶するというミッションにチャレンジ。パク・ゴヌクは不確かな記憶をたどりながら粘り続け、泣きの1回で1マス分のみ進む権利をもぎ取っていました。優勝したのは、「頬だけを使ってオレンジを60秒以内に運ぶ」という難儀なミッションを見事にクリアした、ピンクチーム。体を密着させて慎重にオレンジを運ぶ3人の姿は、なんとも愛らしかったです。

「ZEROSEへの思いを表しているよう」な日本の楽曲をカバー

ソク・マシュー ZEROBASEONE
ソク・マシュー (撮影:上山陽介)(c)WAKEONE / LAPONE Entertainment

『MELTING POINT』では観客にスマートフォンでの撮影が許可され、メンバーが客席通路を練り歩いてファンと交流。その後9人はセンターステージに戻り、円形に配置されたスタンドマイクの前に立って、エネルギッシュに『Kidz Zone』を歌い上げました。続いて披露されたのはなんと、Official髭男dism『I LOVE...』のカバー。ソン・ハンビンいわく「歌詞がZEROSEに会えたZEROBASEONEの思いを表現しているよう」という理由から選曲されたそうで、しっかりと思いを込めて歌い上げるメンバーの表情が印象に残りました。

キム・テレ ZEROBASEONE
キム・テレ (撮影:上山陽介)(c)WAKEONE / LAPONE Entertainment
ソン・ハンビン ZEROBASEONE
ソン・ハンビン(撮影:上山陽介)(c)WAKEONE / LAPONE Entertainment

最後にメンバーが順番に挨拶。ソク・マシューは「毎日おいしい食べ物を食べて、ぐっすり寝てくださいね。いつも愛してます」と温かい言葉を伝え、ソン・ハンビンは「ZEROSEの未来は僕が守ります」と力強く宣言。さらにキム・ジウンは「僕たちが存在できる理由はZEROSEがいるからです。どうしたらこの幸せな思いを恩返しできるのか、いろいろなことを考えたり研究したりしています」と、真摯に思いを伝えました。

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キム・ギュビン(撮影:上山陽介)(c)WAKEONE / LAPONE Entertainment

この日印象的だったのは、努力を重ねて覚えてきたのだろう日本語で思いを伝える9人の姿。できるかぎり通訳に頼らず、自分たちの言葉で伝えたいという姿勢に胸を打たれました。

今後の活動の匂わせも! 華やかなエンディング

ハン・ユジン ZEROBASEONE
ハン・ユジン(撮影:上山陽介)(c)WAKEONE / LAPONE Entertainment

本編最後に披露されたのは、春にぴったりな日本デビュー曲『ゆらゆら -運命の花-』。ZEROSEも大きな声のコールで盛り上げ、天井からは蝶の形をした紙が幻想的にひらひらと舞い降ります。これからのZEROBASEONEの明るい未来を表すように、華やかな景色が広がりました。

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『2024 ZEROBASEONE FAN-CON IN JAPAN』の様子。(撮影:上山陽介)(c)WAKEONE / LAPONE Entertainment

 アンコールでは、メンバーがTシャツに着替えて登場。ハン・ユジンは大きなピンクのうさ耳帽子、ジャン・ハオは猫耳の帽子を被り、可愛さ全開! そして9人は『BOYS PLANET』のシグナルソング『Here I Am』でオーディション時代から成長した姿を見せ、『Jelly Pop』ではポップさと野生味の両方を体現。最後の『Our Season』ではセンターステージが回転しながら上昇していき、メンバーは最上階のLEVEL7のファンにも届くよう、大きく手を振っていました。

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『2024 ZEROBASEONE FAN-CON IN JAPAN』の様子。(撮影:上山陽介)(c)WAKEONE / LAPONE Entertainment

さまざまな前人未到の記録を残し、規格外の新人として大きな期待を寄せられているZEROBASEONE。しかし初めてステージで見た彼らはとてもひたむきで、等身大の姿でファンと向き合っていることがよく伝わってきました。アンコールではソン・ハンビンから、今後の活動を予告するような発言も。これからのZEROBASEONEのさらなる活躍から目が離せません。

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