末っ子組で仲良しのヒカルとヒュニンバヒエは、Paul Russell「That Girl」で息ぴったりに流暢なラップを繰り出し、チェヒョンとダヨンは、東方神起の代表曲「MIROTIC」を披露して、パワフルなボーカルとダンスで圧倒。そして最後は全員で、少女時代「I GOT A BOY」をパフォーマンス。どの楽曲も、メンバーがしっかりと自分の色に染めて表現していて、それぞれのスキルや表現力の高さを実感しました。
ダンスバトルで、思わずヒカルが爆笑!?
それぞれの個性に合ったモノトーン衣装が可愛い!photo:Megumi Takei
そしてセットリストは折り返しに差し掛かるも、Kep1erは勢いを止めることなく、「Grand Prix」「Giddy (Japanese ver.)」といった明るいムードの楽曲を立て続けに披露。モノトーンのキュートな衣装にお色直ししてからは、甘い歌声で胸をときめかせる「TIPI-TAP (Japanese ver.) 」と、思い出を爽やかに振り返るようなナンバー「Back to the City」を畳みかけます。「PROBLEM」の冒頭ではメンバーがダンスバトルを繰り広げ、気合いたっぷりに踊る姿がヒカルはツボに入ってしまったようで、メンバーと目を見合わせて笑う一幕も。メンバーの仲の良さと、ステージを楽しむ余裕を感じます。
シャオティンが「本当にお見せしたかった曲です」と紹介したのは、8月にリリースされ、Kep1erが“悪童”コンセプトで新境地を切り開いた最新曲「BUBBLE GUM」。ここから「Double Up!」までの4曲は観客に撮影が許可され、Kep1ianは思い出をしっかりスマホに刻み込んでいました。大ヒットを記録したデビュー曲「WA DA DA (Japanese ver.)」では、チェヒョンが「Make some noise!」とパワフルに煽って大盛り上がり。メンバーのスタミナは無限なのかと思わされるほど、本編最後のパートもエネルギッシュな楽曲が続きました。
残り1曲となり、ダヨンは「公演が最後に差し掛かっているなんて、嘘だと言ってください!」、シャオティンは「私たちも一晩中公演したいのですが、知らないふりをしてまた初めからやりましょうか?」と笑わせるほどに名残惜しい様子。そして再会を確実なものにするために、Kep1ianはヒカルの呼びかけに応じて、「Kep1er! Kep1er!」というアンコールをメンバーと一緒に練習します。本編ラストの「Shooting Star (Japanese ver.) 」では、ユジンの「あの日のようにぎゅっと Woah そこに君がいるから怖くない」というパートでメンバーがぎゅっと固まり、絆の深さを感じさせました。
至近距離でKep1ianと交流した「Hell or Heaven」
仲の良さが伝わってくるMCにも癒されました photo:Megumi Takei
練習した通りに「Kep1er! Kep1er!」と大きなアンコールの声が客席に響き、メンバーが再登場。コンサートグッズのブラウンのパーカーで揃え、『Girls Planet 999:少女祭典』ファイナルステージの楽曲である「Shine」をエモーショナルに披露します。そして「Hell or Heaven」で客席通路を練り歩き、至近距離でKep1ianとのコミュニケーションを楽しみました。
最近話題を集めたサバイバル番組『BOYS II PLANET』でマスターを務め、プロ意識の高いアドバイスで注目を浴びていたシャオティンは、どの瞬間でも絶世の美女。強くしなやかなパフォーマンスを見せた一方、MCではとても可愛らしく、「Kep1ian、幸せ? 楽しかった?……私が言える日本語を全部言いました(笑)もっと習いますね」と微笑んでから、「とても幸せな1日になりました。こんなに早く時間が過ぎるとは思いませんでした。次はまたいつ会えるかわかりませんが、早く会えるようにしたいです」と思いを伝えました。