CORTISが“BTS思い出の地”で、日本初のショーケースを開催。 数年後、伝説となる一夜に!

11月5日、BTSやTOMORROW X TOGETHERが所属するBIGHIT MUSICから8月にデビューしたばかりのグループCORTISが、日本で初めてのショーケースを開催。現時点でTikTokのフォロワー数は500万人を突破。さらにThe 1st EP「COLOR OUTSIDE THE LINES」収録曲のSpotifyでの累計再生数が1億回を超えるなど、異例のスピードで世界的に注目を集める彼らのショーケースの模様を特別にレポートする。

 

11月5日、BTSやTOMORROW X TOGETHERが所属するBIGHIT MUSICから8月にデビューしたばかりのグループCORTISが、日本で初めてのショーケースを開催。現時点でTikTokのフォロワー数は500万人を突破。さらにThe 1st EP「COLOR OUTSIDE THE LINES」収録曲のSpotifyでの累計再生数が1億回を超えるなど、異例のスピードで世界的に注目を集める彼らのショーケースの模様を特別にレポートする。

 

会場となったのは、BTSが初めてショーケースを行った場所

CORTIS GO パフォーマンス画像

 ショーケースの幕開けはメンバー全員が制作に参加した楽曲「GO!」。(P)&(C)BIGHIT MUSIC

会場となったのは Spotify O-WEST。収容人数600人のライブハウスは既に大きなムーブメントを巻き起こしているCORTISにとっては小さくも感じられるが、それには理由が。実はここは彼らの偉大なる先輩であるBTSが、日本で初めてショーケースを行った場所なのだ。メンバーのKEONHOは「BTS先輩たちがここでショーケースを行ったと聞いて、僕たちもここでしたいと思いました」、JUHOONは「そしていつか僕たちもBTS先輩、TOMORROW×TOGETHER先輩たちのように、世界のいろいろな会場で公演できる機会があるといいなと思います。その第一歩が今日になるんじゃないと考えています」と語った。

メンバーたちを“超至近距離”に感じられる空間に会場のボルテージはスタートから最高潮に。幕開けは、Spotify「デイリーバイラルソング・グローバル」チャートで1位を獲得した「GO!」。SEONGHYEONが「우린 필요 없어, 다른 sign」と歌いだすと、ファンたちは「sign‼」と大歓声で呼応し一体感に包まれた。

1曲目のパフォーマンスが終了するとメンバーそれぞれが挨拶。MARTINが「こんにちは、CORTISのリーダーのMARTINです! よろしくお願いします。皆さんにお会いできて、本当にうれしいです。今日はみんなで一緒に楽しみましょう!」と流ちょうな日本語で始めると、JUHOON「日本で初めてのショーケースなのでとてもドキドキしていますが、頑張ります!」、KEONHO「皆さんに会うことを楽しみにしてきました。今日はみんなでいい思い出を作りましょう。Let’s GO!」、SEONGHYEON「僕たちが日本でショーケースをするなんて信じられません。皆さんに楽しんで帰ってもらえるよう頑張ります」、JAMES「今日は安全第一! ナンバーワン、OK? 皆で安全に気を付けながら楽しんでいきたいと思います」と続いた。

10代ならではのパワーと、10代とは思えない貫禄が共存するステージ

CORTIS パフォーマンス画像

左からMARTIN、KEONHO、SEONGHYEON、JUHOON、JAMES。メンバー5人からなるCORTIS。(P)&(C)BIGHIT MUSIC

CORTIS ショーケース 会場全容

ヤングパワーを全開させ、会場を盛り上げるCORTIS。(P)&(C)BIGHIT MUSIC

「JoyRide」、「What you want」とパフォーマンスを続けたCORTISはメンバー全員が20歳以下のグループならではのユースパワーを爆発させた力強いダンスと、デビュー間もないグループとは思えない安定感のあるヴォーカルで客席を魅了。絶叫にも近い歓声にのまれることなく、自分たちの音楽に浸り、観客にレスポンスを促す姿も強く印象に残った。

MCパートで1stEPについてMARTINから「僕たちのアルバムは、去年からアメリカとソウルを行き来しながら何かユニークで、何か新しいものを作り出そうという決心のもとに 制作を始めました。 だいたい 2年ぐらいの間に約 300曲を作ったんです。 その中から一番僕たちらしいものは何なのかを考えて、5曲を厳選して完成させたアルバムです。 だから僕たちにとって本当に自分たちらしい、とても意味深いアルバムになったと思います」と語られた通り、メンバー自身が音楽・振付・映像制作まで自ら手がける“ヤングクリエイタークルー”であるCORTIS。才能あふれる彼らにしか成しえないハイレベルなステージングによって、会場は終始強い熱気に包まれた。

数年後“伝説”となり得る一夜に

CORTIS ショーケース ラストシーン

荒々しいエネルギーを爆発させた「FaSHioN」のラスト。 (P)&(C)BIGHIT MUSIC

トラップサウンドとサザンヒップホップの要素を加えた「FaSHioN」を披露し、ショーケースの本編は終了。しかし会場の熱量は冷めやらず、止まらないアンコールの声が。再度メンバーが登場すると、もう一度「FaSHioN」と「What You Want」を。さらにダブルアンコールで急遽「GO!」も追加で披露! 激しい楽曲が続く中で汗だくになりながらも、5人のパフォーマンスはパワーアップ。新人アーティストとは思えない堂々たるステージングは強烈な勢いを最後まで維持したまま、ショーケースの幕は閉じた。

先のMCパートで「J-HOPE先輩から周りの方々への感謝の気持ちを忘れず、謙虚な気持ちを大切にと言われました」とも語っていたCORTISは、最後は深々とお辞儀をしてファンたちに挨拶。会場を去る際は口々に「みんな、大好きです!」「またね!」と日本語で観客に語り掛け、先ほどまでの荒々しく踊り、会場を煽る姿とはギャップのある誠実で愛らしい素顔をのぞかせた。

類まれなるクリエイティビティと圧倒的なライブ力を証明し、初の来日でのショーケースで成功を収めた5人。ミュージックシーンに新たな潮流を生み出すことに期待が高まるCORTISと彼らのファンにとって、“伝説の一夜”になったことは間違いない。

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