強みは陸上競技で磨いたスタートダッシュ。伸び代はまだ無限にある
こすだ じゅんた●1990年10月5日、埼玉県生まれ。2012年にトラックを運転中に単独事故を起こし、右大腿部を切断。リハビリの過程でパラ陸上を始める。東京2020パラリンピックでは、T63クラスで100メートルと走り幅跳びに出場。2018年からはスノーボードにも挑戦を始め、北京2022冬季パラリンピックはスノーボードクロスで7位入賞。2021-’22年シーズンからスノーボードに専念し、2023年のW杯ではスノーボードクロス(LL1)で初優勝に輝く。現在はオープンハウスグループに所属。
小須田さんを読み解く3つのS
Society
社内はもちろん、街中でも障がいのある僕と関わることで、何かしら感じてもらえると思っています。たとえば、義足を隠さずに歩いていると子どもたちが興味を示してくれ、僕から話しかけたりも。そういった行動から周囲が障がいについて考えるきっかけになりたいです。
Sleep
睡眠をしっかり確保しないと活動の限界がすぐに来てしまうので、一日9時間くらいは意識的に取るようにしています。飛行機の中や遠征先など環境が変わっても寝られるタイプです。カナダ遠征に行ったとき、着いてから時差ボケで14時間眠ったときは、自分に驚きました(笑)。
Smile
昨年9月に子どもが生まれて、一緒にいるだけで笑顔になれます。今まで海外遠征が楽しくて、まだいたいなと思うことが多かったのですが、先日の遠征では子どもに会いたくて早く帰りたくなりました(笑)。長い遠征中はテレビ電話をつないで元気をもらっています!