ドレス￥84,000／J&M DAVIDSON 青山店（J&M DAVIDSON）
「フランス映画を想起させる、ミドルヒールのパンプスも好きです。毎日履くというよりおめかししたり気分を変えたいときに。クラシックな形ですが、ハイヒールほど高低差もなく着こなしにより取り入れやすいかなと。中途半端な高さも一周回って新鮮です。むしろ、ミドルならではのヒールの装飾やデザイン性にも惹かれますね。
今季は甘いムードも気になります。たとえばロシャスはいつも靴がすごく可愛いんですよ。1はシンプルな格好に合わせても素敵ですが、あえてクラシックなワンピースの足もとにもいいですね。50年代の映画のようなリボンやキトゥンヒールなど、幼い頃に憧れたおとぎ話のような靴には、少女心をくすぐられます。サルヴァトーレ フェラガモの靴のデザインは今季からポール・アンドリューが手がけるようになり、2も女っぽく進化しているなと感じました。3はまさにパリらしいコケティッシュさ。女性のための靴ですよね。これ欲しい！ と素直に思える存在感。4はいい意味でまさにバナルな佇まいだなと。皇室の方が履いてそうというか（笑）。普段選ばないギリギリのバランスは上級者向きでしょうか。でもジャンヴィト ロッシの靴はどれも本当に歩きやすいんですよ！ 5のハマトラ感のあるクラシックさもあえて選びたい。「靴らしい靴」だな、と感じます」（清水さん）
1 大胆なリボンがバックに配され、後ろ姿も抜かりなし。〈ヒール6 ㎝〉￥84,000／オンワード グローバルファッション（ロシャス） 03-5778-2396
2 オリーブの色みは秋冬のムードを薫らせる。〈ヒール5 ㎝〉￥78,000／フェラガモ・ジャパン（サルヴァトーレ フェラガモ） 0120-202-170
3 フェミニンな存在感がツィードと好相性。〈ヒール4.5㎝〉￥169,000／ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン（ロジェ ヴィヴィエ） 0120-957-940
4 ミニマルな白こそ、シルエットの美しさが要に。〈ヒール6 ㎝〉￥74,000／GGR Japan（ジャンヴィト ロッシ） 03-3403-5564
5 フロントのチェーンをポイントに。〈ヒール6 ㎝〉￥45,000／J&M DAVIDSON 青山店（J&M DAVIDSON） 03-6427-1810
