古着店に集まるウワサのおしゃれさん。その店でリアルに購入したというアイテムを着てもらい、スナップ!
FILM
オーナー夫妻の人柄に惹かれ、古着好きの若者が自然と集まるアットホームな空間。店内に並ぶカジュアルな古着は、ほとんどがアメリカ買いつけ。「幅のあるスタイリングが楽しめるように、ニュートラルを意識しています。女性客がメンズを、男性客がウィメンズを購入していくこともよくありますよ」と店主の島田さん。
1 ジャージパンツ¥7,400/メイリンさん(アーティスト)
「こんなに美しい緑は見たことない!」と興奮ぎみのメイリンさん。90年代のバスケット用ジャージパンツは、ライブでも大活躍しそう。ラインパンツに「ついつい集めちゃう」ポロシャツを合わせて、ゆるっとスポーティに。
2 Tシャツ¥6,000/田中京香さん(学生)
FILMの向かいにある姉妹店、F.P MARTでアルバイトもする田中さん。ひと目惚れしたというヨーダTシャツは「プリントのかすれ具合ときらきらラメの絶妙なバランスがツボ。ジャストなサイズ感もポイントです」
3 シルクシャツ¥6,000/鈴木奈緒子さん(お菓子職人)
ご近所のパン店、KAISOを夫婦で営み、お菓子職人としても活躍する鈴木さん。90年代のアメリカ古着のシャツをデニムでカジュアルダウン。「オーナー夫妻のセンスが大好き。シャツは水玉×シルクの品のよさに惹かれて」
DATA
フィルム
住所:東京都世田谷区代沢2の28の4
03-6804-0608
営業時間:13時〜22時 不定休
http://film-web.tumblr.com/
KALMA
「できるだけ古く、素材がいいもの」を中心に選定され、ファッションマニアの心をつかむ。最新のモードと相性のいいセレクトが魅力だ。「その時々で表現したい"年代"を軸に買いつけます。今は1940年代のドレスが豊富」と店主の溝口さん。古着のほかメゾンエウレカの靴やバッグ、店主が趣味で置く陶器類も存在感を放っている。
1 ガウンドレス¥35,000/UCOさん(会社員)
3色のストライプ柄にブラック地が組み合わされたリメイクドレスは60年代アメリカ製。「袖が妙に長かったり、不思議なバランスに惹かれました」。MARINE SERREのタイツを合わせた、アグレッシブな柄ミックスが今の気分。
2 プリントドレス¥35,000/若井ちえみさん(duftオーナー)
店内のフラワーアレンジも手がけるフローリストの若井さんはプリントドレスを一枚で。「ハイネックとボリューム袖がお気に入り。KALMAには上品で色っぽく、強さがある花を飾ることが多いですね」
3 セットアップ¥38,000/辻 のぞみさん(MANHOODディレクター)
「ハイウエストパンツに対してジャケットがやけに大きいのが面白い!」と辻さんが話すスミレ色のセットアップは80年代にオーダーメイドで作られたものだとか。タンクトップ、サンダルを合わせて着こなしにヌーディな抜け感を。
DATA
カルマ
住所:東京都世田谷区北沢2の16の3
03-5432-9701
営業時間:13時〜21時 不定休
Instagram: @kalma_tokyo
DIFF LIMEN
年代にとらわれない、エッジィなセレクトのアイテムが勢揃い。店奥にバーがあったためクリエイターが夜な夜な集うコミュニティスペースとしての一面も。このバーは5月、店内装花を担当した気鋭のアーティスト、LOYALTY FLOWERSのドライフラワーショップへ改装。実験的に変わり続けるスペースから目が離せない。
1 サングラス¥10,800 コート¥10,800/HIROMIさん(DaB美容師)
「黄金虫のように、光の加減で色が変化するコート。シースルースカートをのぞかせ、素材感で遊んでみました」。ベルトは首に巻いてタイ代わりに。ピンクサングラス、黄色パンプスをアクセントに、色でメリハリを。
2 ジャケット¥12,800/下田来美さん(K-two美容師)
「インパクトのある古着が多いので撮影衣装を探すときにも便利」と話す下田さん。セットアップで購入したジャケットをPHEENYのパンツと合わせて。伸ばし途中の髪は白ゴムで編んでコケティッシュにアレンジ。
2 ジャケット¥8,900 シューズ¥10,800/草原咲来さん(カフェスタッフ)
仕事帰りにふらっと立ち寄ったのがきっかけで、いつの間にか常連さんに。「この靴はスクエアトゥに惹かれて購入。靴下合わせが楽しいです。ジャケットは、細身のパンツスタイルと相性◎。ここではサングラスもよく買います」
DATA
ディフリメン
住所:東京都世田谷区太子堂5の1の11 ASOビルディング2F
03-6883-7509
営業時間:16時〜24時
定休日:金曜
Instagram: @diff_limen_stocks
photography:Keta Tamamura edit:Sakiko Fukuhara