真の「疲れない」ヒール靴は日常でこそ活躍する。モードな人の愛用アイテムをリアルな声とともにお届け
1. BALLYのバックルシューズ
矢内麻友さん(スタイリスト)
「母から譲り受けたチャンキーヒールのパンプスがバリーのシューズとの出会い。安定感がある ので、仕事の日に履いても大丈夫。リサーチやリースなど、一日中歩き回ることも少なくないのですが、問題なく乗り越えられます」。スムースなカーフレザーとゴールドのJANELLEバックルがオーセンティック。バブーシュ風にかかとを踏める2wayで、エフォートレスなムードも楽しめる。
2. DRIES VAN NOTENのパンプス
長尾悦美さん(髙島屋STYLE&EDITバイヤー)
「ドリス ヴァン ノッテンのチャンキーヒールは、パリの石畳も難なく歩き回れる快適ぶり。 ソールの柔らかさとトゥの広さも手伝って、一日中履いていても疲れません。足もとを主役にできるデザイン性もさることながら機能性も考えられているアイテム。コレクションのファブリックやディテールが反映されるため、毎シーズン1 足は購入してしまいます」。
3. NEOUSのスエードサンダル
長尾 愛さん(エストネーション ショップスタッフ)
「イベント等、長時間の立ち仕事もこのミュールなら安心。ラウンド形のヒールは一見歩きにくそうですが、かかととヒールの接地面が広いためしっかり重心をのせることが可能。他の靴に比べ最終的な足の疲れがまったく違うんです!」。緻密な計算でデザインヒールと履き心地のよさを両立。2015年にスタートしたネウスは、そのクォリティで注目の的に。
4. TOGA PULLA のブーツ
竹内彩奈さん(エディター)
「チャンキーヒールなので、9㎝でも抜群の安定感。甲のラインも 細すぎず、一日履いても窮屈に感じません。普段スニーカーが多い私でも、長時間歩くことができます。カジュアルな服とも相性がよく、足もとだけ浮かずモードなスタイリングに仕上がるのも魅力です」。トーガ プルラのシューズを象徴するウエスタンパーツつきストラップは着脱可能。はずせばスマートな印象に。
5. MARYAM NASSIR ZADEH のパンプス
鈴木美智恵さん(スタイリスト)
「甲が広いため、いつもかかとや指先よりもサイドが痛くなるタイプ。その点こちらは、幅が広めでレザーも柔らかい。アシスタント時代ずっとスニーカーで足を甘やかしてきたのですが、 久しぶりのヒール靴挑戦でも痛くならず感動しました。長時間履いてもフラットシューズが恋しくならない、稀有なヒール靴です」。