豪華客船「ラ パウザ」がコレクション会場に登場したクルーズ コレクション。船の名前は、マドモアゼル シャネルが自らデザインした南仏の邸宅にちなんだもの。救命具としてセットされている浮き輪を、リッチな遊び心たっぷりにアレンジして。バッグ〈H19×W19×D9〉各¥429,000/シャネル
岡部駿佑さん(エディター)
「ロケット、香水ボトルにコンパクト。毎シーズン、ランウェイで発表されるたびに、世界中のファッショニスタを熱狂させるシャネルの新作バッグ。プレキシガラス素材で提案されることが多く、たいていバジェットをオーバーしてしまうんですが、今回はレザー×PVC素材だからなのか、まさかのお値打ちプライス。これはもう買うしかない! 2018-’19年 クルーズ コレクション会場には、マドモアゼルの邸宅にちなんだ豪華客船『ラ パウザ号』を再現。リッチで軽やかなクルージングにふさわしい救命ブイモチーフのクラッチバッグは、ちゃめっ気がありながらも神々しいまでの存在感。ファッション好きにとってこれ以上のステートメントピースはないはず。思い切って2色買いして、アートピース感覚で愛でていたい。今度のパリコレ取材では、辛口なレザージャケットなどに、あえての2個持ちなんてどうでしょう。パパラッチに囲まれたり、お隣になったファッショニスタたちと会話が弾むこと間違いなしです」
世界的クリエイターによる遺影撮影
「100万円じゃ受けてもらえなさそうだけど、妄想するだけでワクワク。遺影と言いつつプロフィール写真にしちゃうかもしれません。フォトグラファーはピーター・リンドバーグ。スタイリストは、キャサリン・ババに頼んで、往年のシネマスターみたいな衣装を着てみたい。ヘアメイクはピーター・フィリップスで」
PROFILE
エディター、スタイリストとしてメディアのみならず幅広いジャンルで活躍。SPUR.JPにも記事を執筆。若手ながらオートクチュールやハイジュエリーなど、ラグジュアリーを知り尽くすモード通。