ウィロー・ハンド/一緒に歌えば思わずスマイルに。ご機嫌なプレイリスト

A ジョッシュから拝借したローリング・ストーンズのTシャツをキュートに着こなした。オーバーサイズで着心地がいいので、犬の散歩などに愛用しているとか B ザ・ナイツの音楽は、マルーン5とエド・シーランをミックスしたようなハッピーチューンを目指している
A ジョッシュから拝借したローリング・ストーンズのTシャツをキュートに着こなした。オーバーサイズで着心地がいいので、犬の散歩などに愛用しているとか
B ザ・ナイツの音楽は、マルーン5とエド・シーランをミックスしたようなハッピーチューンを目指している

PROFILE
1998年、アメリカ・フロリダ州生まれ。16歳でプラダのランウェイでデビューし、妖精のようなルックスで一躍人気に。ヴィクトリアズ・シークレットのショーにも出演。今年、婚約者のジョッシュとザ・ナイツとしてデビュー予定。

 SPURのカバーを飾ったこともある人気モデルのウィロー・ハンド。フィアンセのジョッシュ・ナイツとともにミュージシャンデビューを控える彼女のプレイリストとは?
「運転や料理をしながら、ウォームアップするために口ずさむ曲。歌うだけじゃなく演奏もするのよ。気分の上がるものをセレクトしたの」
 ベスト3に選んだ、サム・フィッシャーの「ディス・シティ」(D)を最初に聴いたときは、ファッションウィークのためミラノにひとり滞在していたそう。自分の夢をかなえるために新しい街に移り住むが、それがいかに難しいかを歌った曲だ。「私も16歳のときにモデルになるためにNYに引っ越したの。つらいときもあったから、とても共感し励まされたわ」
 昨年購入したフロリダの投資不動産を、自分で部分的にリノベーションしたというウィロー。その作業の相棒はメンタルヘルスと向き合うアティチュードも話題のシンガーソングライター、ラウヴ。「アイ・ライク・ミーベター」(C)を聴くと、自然と笑顔になれると語る。
 続いてのおすすめは、SNSで人気に火がついたハスキーボイスのラッパー、ドージャ・キャット。「『セイ・ソー』(E)は最初のインパクトがすごかった。複雑なメロディのヒップホップが好きだけど、ダンスにもぴったり!」
 スナップで披露してくれたザ・ローリング・ストーンズのグラフィックTシャツ(A)は、フィアンセのジョッシュから拝借したもの。「このTシャツがきっかけで彼らの曲を聴くようになったんです。『シーズ・ア・レインボー』がお気に入り」
 外出禁止になってからも、生活の大部分を占めているのは音楽鑑賞だという。ジョッシュと一緒にギターを弾きながら歌っているとコロナ禍に突入する以前のノーマルな状態に戻ったような気持ちに。ふたりはザ・ナイツとしてデビューを予定していたが、残念なことにロックダウンでしばらくお預け。
「ジョッシュはギター、私は歌うことが大好き。お互い子どもの頃から音楽に親しんでいたということもあり、出会った瞬間、一緒にプレイするだろうなと直感しました。落ち着いたらミニアルバムをリリースするのが本当に楽しみ! 何年もかけて準備してきたので、みなさんにシェアするのが待ち遠しい。ライブを開催するのはもう少し時間がかかるかもしれないけど、いずれはデビューイベントやツアーもやりたいと思っているの」
 LAでレコーディングを済ませたデビューシングルのタイトルは「オール・アバウト・ユー」。NYのアパートでマックフォーソンギターを片手にアコースティックで作曲したそう。今回のプレイリストにも通じる、大勢で歌ったりダンスできるような、ハッピーな曲作りを目指している。
 現在は、テネシー州のナッシュビルに買ったばかりのファームハウスを改装中。「自宅待機していても没頭できることがあるのは幸せなことよね。もともとインテリアにはすごく興味があったので、毎日充実した時間を過ごせてるの。普段はできるだけ今までの習慣をキープするよう心がけているわ。大好きなヴィーガンのレシピを考えたり、新しいメニューで料理したり。こんなときだからこそ、できるだけポジティブでいたい。最終的にはすべていい方向に行くと信じて前を向いています」

C 「I LIKE ME BETTER」 LAUV D 「THIS CITY」 SAM FISCHER  E 「SAY SO」 DOJA CAT 『HOT PINK』収録曲
C 「I LIKE ME BETTER」 LAUV
D 「THIS CITY」 SAM FISCHER
E 「SAY SO」 DOJA CAT 『HOT PINK』収録曲






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