越境スタイルを、自由に楽しむ
「今、バレエを題材にした漫画を描いているので“ダンサー至高モード”から抜け出せず、テーマを聞いたときにバレエのポーズでイメージが浮かびました。漫画のキャラクターたちがもう少し大人になって、ダンサーとしてもしもこのテーマでモデルを頼まれたら?というイメージで表現しました。面白い服で、これを描けるのが嬉しかったです」と語るのは、作者のジョージ朝倉さん。誌面では「(登場人物とルックの組み合わせは)まったく迷いなく決めました」という潤平、流鶯、夏姫、都の4人がそれぞれに呼応するルックをまとって躍動します。マスキュリンなシルエット、フェミニニティ薫る柔らかなテクスチャーなどを自在にミックス。自分自身の性別にとらわれず、越境したファッションを楽しむ4人の姿には、モードの未来が宿っている。
「今、バレエを題材にした漫画を描いているので“ダンサー至高モード”から抜け出せず、テーマを聞いたときにバレエのポーズでイメージが浮かびました。漫画のキャラクターたちがもう少し大人になって、ダンサーとしてもしもこのテーマでモデルを頼まれたら?というイメージで表現しました。面白い服で、これを描けるのが嬉しかったです」と語るのは、作者のジョージ朝倉さん。誌面では「(登場人物とルックの組み合わせは)まったく迷いなく決めました」という潤平、流鶯、夏姫、都の4人がそれぞれに呼応するルックをまとって躍動します。マスキュリンなシルエット、フェミニニティ薫る柔らかなテクスチャーなどを自在にミックス。自分自身の性別にとらわれず、越境したファッションを楽しむ4人の姿には、モードの未来が宿っている。
Profile
ジョージ朝倉(じょーじ あさくら)
東京都出身。1995年『別冊フレンド』よりデビュー。代表作に『恋文日和』『溺れるナイフ』(ともに講談社)など。 現在『週刊ビッグコミックスピリッツ』にて今回描いたキャラクターが登場する「ダンス・ダンス・ダンスール」(小学館)を連載中。
ダンス・ダンス・ダンスール
主人公・村尾潤平は幼少期、バレエに憧れるも、父親の死を機に「男らしくならねば」と格闘技を習う。しかし母親がバレエスタジオを営む転校生・都との出会いでバ
レエ熱が再燃、男子クラシックバレエの世界へ! そん
な潤平の前に都の幼なじみでバレエに全てを捧げる美少
年・流鶯が立ちはだかり……。少年少女たちが青春を賭しバレエに身を焦がすドラマチックバレエロマン!
主人公・村尾潤平は幼少期、バレエに憧れるも、父親の死を機に「男らしくならねば」と格闘技を習う。しかし母親がバレエスタジオを営む転校生・都との出会いでバ
レエ熱が再燃、男子クラシックバレエの世界へ! そん
な潤平の前に都の幼なじみでバレエに全てを捧げる美少
年・流鶯が立ちはだかり……。少年少女たちが青春を賭しバレエに身を焦がすドラマチックバレエロマン!
溺れるナイフ
東京でモデル活動をしていた主人公・望月夏芽はある日、父の故郷である浮雲町へ引っ越すことになる。そこで出会った「コウちゃん」と呼ばれる長谷川航一朗。ふたりの関係性を軸に、破裂しそうな十代の自意識や青春の情景を描く。2016年には映画化もされ、大きな反響を呼んだ。
東京でモデル活動をしていた主人公・望月夏芽はある日、父の故郷である浮雲町へ引っ越すことになる。そこで出会った「コウちゃん」と呼ばれる長谷川航一朗。ふたりの関係性を軸に、破裂しそうな十代の自意識や青春の情景を描く。2016年には映画化もされ、大きな反響を呼んだ。
ピース オブ ケイク
梅宮志乃は付き合っていた彼氏と別れ、仕事も辞めてある木造アパートに引っ越しをすることに。その隣の部屋には、新しいバイト先の店長・菅原京志郎が。だんだんと惹かれていき付き合うことになるが、京志郎には同棲中の恋人・成田あかりの存在が……。
梅宮志乃は付き合っていた彼氏と別れ、仕事も辞めてある木造アパートに引っ越しをすることに。その隣の部屋には、新しいバイト先の店長・菅原京志郎が。だんだんと惹かれていき付き合うことになるが、京志郎には同棲中の恋人・成田あかりの存在が……。
ジョージ朝倉さんが描いたのは...
photography: Jonas Gustavsson(runway)
DIOR
ムッシュ ディオールが愛したチェックを基調に。コンパクトな「バー」ジャケットに、フィッシュネットのチュールがプリーツ状に配されたスカートを。力強く装ったのは、潤平だ。「このルックのパンクなイメージがぴったりだと思いました。(スカートの作画について)久しぶりのアナログでのトーン貼りと、潤平に化粧をして、男性か女性か分からなく仕上げるのも楽しかったです」とジョージ朝倉さん。ジャケット¥440,000・シャツ¥230,000(参考色)・スカート¥630,000・タイ¥49,000・ソックス¥53,000・リング(人差し指)¥37,000・(中指)¥66,000(3本セット)・ブーツ¥153,000(すべて予定価格)/クリスチャン ディオール(ディオール)
ムッシュ ディオールが愛したチェックを基調に。コンパクトな「バー」ジャケットに、フィッシュネットのチュールがプリーツ状に配されたスカートを。力強く装ったのは、潤平だ。「このルックのパンクなイメージがぴったりだと思いました。(スカートの作画について)久しぶりのアナログでのトーン貼りと、潤平に化粧をして、男性か女性か分からなく仕上げるのも楽しかったです」とジョージ朝倉さん。ジャケット¥440,000・シャツ¥230,000(参考色)・スカート¥630,000・タイ¥49,000・ソックス¥53,000・リング(人差し指)¥37,000・(中指)¥66,000(3本セット)・ブーツ¥153,000(すべて予定価格)/クリスチャン ディオール(ディオール)
photography: Jonas Gustavsson(runway)
PRADA
ジョージ朝倉さんが「都の妖しい、蠱惑的な面を強調してくれるルックだと!」と、ダイナミックに着こなしたのは都。「シュール グラマー」をテーマにした今季、テーラードジャケットにベルトを締めて新しいシルエットを創出。フリンジスカートからは、センシュアルな素肌をのぞかせた。ジャケット¥320,000・スカート¥196,000・ベルト¥139,000・靴¥115,000(すべて予定価格)/プラダ クライアントサービス(プラダ)
ジョージ朝倉さんが「都の妖しい、蠱惑的な面を強調してくれるルックだと!」と、ダイナミックに着こなしたのは都。「シュール グラマー」をテーマにした今季、テーラードジャケットにベルトを締めて新しいシルエットを創出。フリンジスカートからは、センシュアルな素肌をのぞかせた。ジャケット¥320,000・スカート¥196,000・ベルト¥139,000・靴¥115,000(すべて予定価格)/プラダ クライアントサービス(プラダ)
photography: Jonas Gustavsson(runway)
SAINT LAURENT
90年代のブルジョワシックなスタイルから着想を得た秋冬。端正なジャケットに添えたのはエレガントなブラウス、そしてラテックス素材のパンツ。タフにまとったのは夏姫だ。「シンプルでカッコ良さと女性らしさが同居しつつ、上品な感じが夏姫だな!と思いました。ヒールを履いたときの甲の感じもポイントです」。凛とした眼差しに強い意思を宿して。ジャケット¥370,000・(以下3点参考価格)ブラウス¥220,000・パンツ¥100,000・ピアス¥90,000・靴¥130,000/サンローラン クライアントサービス(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ)
90年代のブルジョワシックなスタイルから着想を得た秋冬。端正なジャケットに添えたのはエレガントなブラウス、そしてラテックス素材のパンツ。タフにまとったのは夏姫だ。「シンプルでカッコ良さと女性らしさが同居しつつ、上品な感じが夏姫だな!と思いました。ヒールを履いたときの甲の感じもポイントです」。凛とした眼差しに強い意思を宿して。ジャケット¥370,000・(以下3点参考価格)ブラウス¥220,000・パンツ¥100,000・ピアス¥90,000・靴¥130,000/サンローラン クライアントサービス(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ)
photography: Jonas Gustavsson(runway)
NINA RICCI
「流鶯がこれを着て強そうなジャンプをしたらエモいな!と」。作中でも才能を発揮する流鶯は、軽やかに飛翔する。ハーフスリーブのジャケットと、ハイパーワイドなボトムスのセットアップがインパクトたっぷり。レースのブラウスをレイヤードすることで、繊細な空気も加えた。ジャケット¥258,000・ブラウス¥225,000・パンツ¥198,000/イザ(ニナ リッチ)
「流鶯がこれを着て強そうなジャンプをしたらエモいな!と」。作中でも才能を発揮する流鶯は、軽やかに飛翔する。ハーフスリーブのジャケットと、ハイパーワイドなボトムスのセットアップがインパクトたっぷり。レースのブラウスをレイヤードすることで、繊細な空気も加えた。ジャケット¥258,000・ブラウス¥225,000・パンツ¥198,000/イザ(ニナ リッチ)