小さな子どもを持つふたり。彼女たちのお悩みをもとに、SPURが共感力たっぷりのモードなスタイリングを提案。
Q1.がっしりした腰に肩。体型の変化とどう向き合う?
A1.思いきりオーバーサイズを楽しんじゃう!
バランスが変化した産後のシルエットは、体が泳ぐトップスとレイヤードでオーバーサイズにチェンジして。骨盤の歪みによるお尻の変形はロングシャツでカムフラージュを。ユニセックスのアイテムを幅広いサイズにて展開するテアトラのダウンコートなら、内側にポケットが無数についていてちょっとした外出時に手ぶらをも可能にする。パートナーとシェアしながら楽しむアンドロジナスなスタイルが心地よい。
Q2.脱ぎ履きがしやすいモードな靴は?
A2.ずばり、サボが優秀なんです
両手のあかない玄関先にありがちな脱ぎ履き問題。それを解決するには、歩きやすく履きやすいダンスコのシューズがおすすめ。足入れがしやすい硬めの素材なうえ、レオパードのパターンや蛍光色などが足もとから盛り上げる。淡いカラーのベルベットジャケットは、裾や袖のアンバランスさを楽しんで。ダンスコの店頭では、8つの特殊な技法でそれぞれの足に合うよう調整するサービスを実施中。
Q3.授乳時期に役立つ、前開きのおしゃれ着は?
A3.カシュクール型のドレスならワンアクションで便利
愛するわが子のおなかを満たす際も、迅速かつ優雅に。それならイザベル マランのカシュクール型のドレスがおすすめ。コントラストがきいた着こなしがモード気分を高揚させてくれるはず。胸元についたスナップのおかげで動作がスムース。フェミニンな一枚は、あえてスポーティな足もとに仕上げアクティブに。トップスが制限される授乳中こそボトムやシューズでレイヤードスタイルに挑戦してみて。
平山奈美
1歳半の息子を持つママモデル。高身長ゆえボトム選びやバランスの難しさに直面している。屈んで靴ヒモを結ぶハイカットのスニーカーを履けなくなった悲しさは忘れられない。
Q4.子どもが触れても大丈夫なジュエリーは?
A4.イヤーカフなら、パッとはずれるので安心してつけられます
ピアスだと子どもが引っ張ったとき痛い、という声も多い。そんなときの救世主がイヤーカフ。服とのバランスを気にせず、簡単にモード上級者に変身できるシルバーとゴールド、さらにパールをミックスすれば、さまざまな形が織りなすハーモニーで芸術的な顔まわりに。
Q5.子どもにつきっきりで美容に時間をかけられない
A5.スカーフとメガネで賢く差をつけて
なかなかヘアサロンにも行けない。それでも創意工夫で日頃の服をドラマティックに変換したい。ならば、スカーフをコンパクトに頭に巻いてみて。また、ノーメイクにはセルフレームのメガネを。肌なじみのよいべっ甲色が上品な引き締めに。
Q6.汚れても安心かつスタイリッシュなトップスって?
A6.エコレザーならサッと汚れを拭きとれてさらにエシカルで二倍うれしい
質感でおしゃれの幅を広げるならエコレザーを。汚れたらウェットティッシュでサッと拭けて実用的。合わせたノードのシューズは、洗濯機で洗えるうえに、ソックスのように足もとをやさしく包む。ペットボトル再生素材で作られ、環境へ配慮した選択こそ子どもの将来を考えるママには欠かせない。
鈴木美穂
0歳男児の母。現在育児休暇中の専業主婦ライフを満喫している。最近は刺しゅうなどの装飾が凝った服が気になっているが、子どもの"おもちゃ"にされないよう日々格闘中。