「幼い頃からフィギュアスケートを楽しんできました。成長した今、木々に囲まれた湖のスケートリンクを舞台に、深夜にひとりで滑ってみたいです。理想は北海道の小さな湖で。ファンタジーの世界のようだけれど現実にある場所で滑るのが夢なんです。壮大な自然の中で佇んでいる人という光景も好きで。以前は、日中にリンクの貸し切りが重なり、夜遅くに練習に明け暮れることが多かった。そんな懐かしい日々を思い出しながら、自由気ままに暗中を舞いたいです」
もり かなた●1995年生まれ。フィギュアスケーターで、現在はモデルを中心に活躍する。SNSではジェンダーニュートラルな着こなしを独自の世界観で発信。唯一無二のファッションアイコンとして注目を集めている。Instagram: @kaaant12
「花の繊細な刺しゅうが好み。このドレスを着て、暗闇に咲かせるように踊りたい。自然の風景にも合いそう」。
スケーターの必需品であるストッキングもモードな装いにアップデート。
滑り始めは華やかな色彩のニットを。
「グラデーションカラーのドレスは、月明かりの下で氷のリンクに映えると思う」。
足もとにはスポーティな靴下を合わせ、抜け感を加えたい。
「もともとバレエに憧れていたんです。チカ キサダはバレエの上品なイメージを崩さずに、大人の毒気がプラスされていて大好き」。
パステル調のグリーンが妖精感を演出。絶妙に変化させたチュールの色使いにも注目。
