2022.06.11

Chapter.4 飯島朋子がリスペクトする10人

第一線で活躍するクリエイターとともに働く飯島さん。とりわけ尊敬する方々に感謝の言葉を贈る

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スタイリスト 金子夏子 Natsuko Kaneko

「師匠です。スタイリストとしての私の生みの親であり、まさに命の恩人。今の自分があるのは金子さんがいたからです。24年前、多くのことを学ばせていただいて、ファッション撮影の楽しさをより知ることができました。今でもずっと憧れの存在です」

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プレス 小林美紀 Miki Kobayashi

「10年以上前、まだ若手だった私をジャーナル スタンダードのカタログ撮影に抜擢してくれました。当時、カタログの仕事は一つの夢で、その仕事の第一歩をくれた恩人。今でもご一緒しますが、あの頃と変わらず、同じ気持ちでお互いに仕事をしています(それってすごいことです)」

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スタイリスト&パリ在住コーディネーター 高中まさえ Masae Takanaka

「ブランドのカタログ製作で、年に2回パリ出張に行っていた20代の頃、お世話になりました。過酷な撮影が多く、精神的にも肉体的にも助けられました。スタイリストでもある彼女は、仕事に対して同じ気持ちで、理解してくれたので心強かった。若い頃から助け合った同志」

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アートディレクター 田沼広子 Hiroko Tanuma

「一緒に仕事をし始めてまだ4年ほどなのですが、無理難題や私のわがままを魔法のようにかなえてくれます(本当に無理言ってすみません)。最終的にどうなるか、デザインが上がるのがいつも楽しみ。プライベートのお願いも快く引き受けてくれる神様みたいな人」

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スタイリスト 柳田真樹 Maki Yanagita

「人見知りな私に話しかけてくれて、一瞬で仲よくなったアシスタント時代の同期(忙しさやライバル意識でアシスタント同士が親しくなるのは、意外と難しい)。仕事でもプライベートでも支えられました。今でも彼女のやさしさに癒やされています」

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フォトグラファー TAKAKO NOEL

「TAKAKO NOELのエネルギーあふれる写真が好き。彼女が20代前半の頃から知っていますが、『そんなに若いの!?』と思ってしまうほど内面が大人。コミュニケーション能力も高く人柄に尊敬と憧れを抱いています。とても楽しそうに写真を撮る姿を、母のような温かい目で見守っています」

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ヘア&メイクアップアーティスト 石川ひろ子 Hiroko Ishikawa

「20代、30代、雑誌やカタログの撮影で石川さんと一緒になることが多く、ともに成長してきた人。ヘアメイクアップの提案にはいつも彼女らしさがあって、『それならスタイリングはこうしよう』とアイデアが生まれることも。まるでセッションしているようで、バンド仲間みたいな感じです(笑)」

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メイクアップアーティスト 津田雅世 Masayo Tsuda

「現場にいてくれるだけで安心な人。モデルのケアも撮影の雰囲気を和ませるのも上手で、いつも困難をすんなりと解決してくれます。『彼女がいることで、みんながそれぞれ撮影に集中できるんだ』と思えるほど」

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スタイリスト 吉田佳世 Kayo Yoshida

「彼女の作る絵は、私とは対極。だからこそ、そのムードが大好きです。同じ歳のスタイリスト同士ということもあり、一緒に旅行するくらいプライベートでも仲よし。同業にしかわからない悩みも打ち明けられる、唯一の人です。スタイリストをしながら母親業もこなす彼女を尊敬しています」

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エディター 菅野麻子 Asako Kanno

「菅野さんの作る世界観が好きで、ストーリー性のあるビジュアル作りは本当に勉強になります。一緒に仕事をするようになって、絵作りがスキルアップしました。プライベートでも仲よくしていて、お姉さんであり、妹のようでもある不思議な存在です」

 

アシスタントたち

「働くにあたって、欠かせないのはアシスタントの存在。スタイリストは実践あるのみなので、言葉で教えられることはあまりありません。でも周りの人への感謝や、自分が楽しむ方法を重視して伝えてきました。独立して頑張っている人もいれば、新たな道に進んだ人も。その後はさまざまですが、やさしさと思いやりがある方ばかり。いつも助けてくれてありがとう」

 

家族

「なんと言っても家族に支えられました。両親や姉妹に、行き先見えない20代、心配ばかりかけてしまいました。傍若無人な私を信用して応援してくれたことに感謝しかありません。逆の立場だったら、同じようにサポートをできていたか……。両親がよく『自分の立場よりも、相手の気持ちになって考えれば答えは出る』と言っていたのが今は理解できるようになりました。感謝=リスペクト。一人では何もできないし、周りの人に支えられてるんだ、とこの仕事を通してよくわかってくるんです」

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