2016年もそろそろ終盤。写真の整理をした機会に、今年手に入れて嬉しかったものや楽しかったことを振り返ってみました。
まずは、万人の膝の上に乗ろうとする甘えん坊犬スウィーティにとっての、ベスト・セレブ・モーメント。それは、私のインタビュー&ポートレート撮影の仕事にお供してミュージシャン&女優のソーコ(Soko)に会って、大胆にも彼女の腕の中に飛び込んでしまったこと。思わずカメラマンが撮ってくれたスナップは、今年一番の思い出です。
一方私にとってのベスト・セレブ・モーメントを象徴するのは、『人はいくつになっても、美しい』の著者でもある世界最高齢モデル、ダフネ・セルフ(Daphne Selfe)さんのポートレート。顔立ちの分析に基づいたスキンケアラインとサロン「ザ・ブック」のブランドブックです。この仕事で彼女のスタイリングをしたのは2015年10月でしたが、写真の投稿が解禁となったのはこの春のこと。80歳近くになっても自身のビューティ哲学を語れる、堂々としたダフネさんに会えて感動したのを思い出しました。
そして、北はモスクワから南はモロッコのタムダ湾まで、ヨーロッパを中心にたくさん旅をした2016年。ヴァカンスのクライマックスは、本ブログ9月2日の投稿でもご紹介した南イタリアのリゾート地、ポジターノでの3日間でした。映画のロケ地にもたびたび使われるだけあって景色よし、イタリアの例に漏れず、食べ物よし。そして何よりも知り合いの盛大なバースデーパーティに参加できたことでプライベートな場所を訪ねる機会もあり、幾つかの出会いもありました。
最後に今年のベスト・バイは小物2点、サン ローランのラブ ハート バッグと、ロエベの最新ホリデー・コレクションからレインボースカーフ。バッグは展示会で見たときから狙っていたのと、サンローランにおけるエディ・スリマンのラストコレクションから何か記念に!という思いに駆られて。鮮やかな色使いがまさにマイ・フェイバリットなスカーフは、本ブログ11月25日の投稿でご紹介した、カサ ロエベ マドリードにて購入。この2点は毎回身につけるとお褒めの言葉を頂き、来年も活躍しそうです。
とりとめのない2016年まとめでしたが、それでは皆さん、よいお年を!
パリ在住。ファッション業界における幅広い人脈を生かしたインタビューやライフスタイルルポなどに定評が。私服スタイルも人気。
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