9 月21日、パリ・国立オペラ座(Opéra National de Paris)にて、2017/18シーズンの幕開けを記念するガラ公演&ディナーが、開かれました。
18:30にドア・オープンとなると、レッド・カーペットに次々とセレブが到着!シャガールのフレスコ画が天井を飾る劇場は、1時間後にはスモーキングやロングドレスで着飾った観客たちで満杯に。幕開けは、「バレエのデフィレ」。パリ・国立オペラ座ダンス・スクールの幼い生徒たちから堂々たるエトワールまで、各レベルのダンサーたちが行進する”挨拶”です。続いては今年からパリ・国立オペラ座のレパートリーに加わった、「牧神の午後」(Faun)。ロシア・バレエ団の有名な演目が、さらにアヴァンギャルドな振り付けで披露されました。
幕間のカクテルを挟んで第二部は、同じくパリ・国立オペラ座にとっては新しい演目のひとつ、「3つのジムノペディ」(Trois Gnossiennes)。そして終幕は、ジョージ・バランシン(George Balanchine)の振り付けによる、「ダイアモンド」(Diamants)。これはエメラルド、ルビーと合わせた3部作、「ジュエルズ」(Joyaux)からの抜粋です。チャイコフスキーの曲、クリスチャン・ラクロワによるコスチュームも圧巻なこのクラシックな演目は、10月12日まで同劇場で公演中。
その後は、オペラ座内のフォワイエにて着席ディナー。そして階下のロトンド(円形広間)でアフター・パーティが行われました。会場は、ファッション・ショーのコンセプトとプロダクションで知られるアレクサンドル・ドゥ・ベタク(Alexandre de Betak)と、ナイトクラブやレストランのプロデューサー&アーティストのアンドレ・サライヴァ(André Saraiva)によるアート・ディレクションで、メキシコをテーマにカラフルな花で飾られました。ちなみに同イベントのスポンサーは、ロレックス。
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パリ在住。ファッション業界における幅広い人脈を生かしたインタビューやライフスタイルルポなどに定評が。私服スタイルも人気。
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