アヌーキのショップはさんさんと光が差し込み、観葉植物が並ぶ心地いいスペース。(2 Tarkhnishvili St.) 右下は私が購入したスパンコールのボクサーショーツ。
ロリータ(N5, 3 Tamar Chovelidza Str.)で食したのはビーツのスープと、ジョージア名物の卵を落としたチーズパン“ハチャプリ”。
ホステルとカフェやショップの複合スペース、Fabrika 8 Egnate Ninoshvili。右:メインのカフェ。左:週末にファブリカの中庭で開かれるフリーマーケットには、デッドストックのドレスが。
右:Project Art Beat(Ingorokva Str. N14)のファウンダーの一人、Natia Bukia。Maia Naverianiの作品の前で。左:同ギャラリーの移動スペースで展示された、ソ連時代のバス停の写真。
前回の投稿で紹介したマテリエル(Materiel)のショップ(Kote Afkhazi 22)で見つけた、現地ブランドのジュエリー。左:プレタポルテのブランド、リヤ(Liya)のイヤリング。右下:ジュエリーのブランド、サカレリ(Saqareli)
Mercedes-Benz Fashion Week Tbilisiの今シーズンのメイン会場は、“英雄の広場”を登った所にあるサーカス小屋。1939年建造で、ソ連時代の名残を残す。
ソ連時代の遺物は、街のあちこちに点在。公園の一角、時代がかったクーラーがある朽ち果てた壁には、こんな胸像が並んで。
トビリシのアップカミング・モデル。左:トムボーイなルックのTiko Jijelava。右:ほぼ全てのショーを歩いたNina Potskhishvili Zhongは、ハーフ・チャイニーズ。
トビリシで見かけたおしゃれさん抜粋。左:カオスのショップスタッフたち。右:お隣の国アゼルバイジャンから来ていた、イラストレーター&デザイナーのFidan Sadig。
スタンバの客室。左:カーテン仕切りのクロゼットにワードローブを並べて、滞在スタート。右上:アメニティは全て、メゾン マルジェラ。右下:レザー仕立てのベッド。
スタンバの朝ごはんで病みつきになったのは、くるみのシロップ漬け(左手前)。右上:コーヒーは自家焙煎で。右下:レストランにはPublishing Houseの文字。
スタンバ(14 M Kostava St.) のロビー周り。左:コンクリートの枠組みが圧巻。右上:書棚の向こうに見える怪しい?光は、カジノの入り口。右下:超モダンな暖炉。
アヌーキのショップはさんさんと光が差し込み、観葉植物が並ぶ心地いいスペース。(2 Tarkhnishvili St.) 右下は私が購入したスパンコールのボクサーショーツ。
ロリータ(N5, 3 Tamar Chovelidza Str.)で食したのはビーツのスープと、ジョージア名物の卵を落としたチーズパン“ハチャプリ”。
ホステルとカフェやショップの複合スペース、Fabrika 8 Egnate Ninoshvili。右:メインのカフェ。左:週末にファブリカの中庭で開かれるフリーマーケットには、デッドストックのドレスが。
右:Project Art Beat(Ingorokva Str. N14)のファウンダーの一人、Natia Bukia。Maia Naverianiの作品の前で。左:同ギャラリーの移動スペースで展示された、ソ連時代のバス停の写真。
前回の投稿で紹介したマテリエル(Materiel)のショップ(Kote Afkhazi 22)で見つけた、現地ブランドのジュエリー。左:プレタポルテのブランド、リヤ(Liya)のイヤリング。右下:ジュエリーのブランド、サカレリ(Saqareli)
Mercedes-Benz Fashion Week Tbilisiの今シーズンのメイン会場は、“英雄の広場”を登った所にあるサーカス小屋。1939年建造で、ソ連時代の名残を残す。
ソ連時代の遺物は、街のあちこちに点在。公園の一角、時代がかったクーラーがある朽ち果てた壁には、こんな胸像が並んで。
トビリシのアップカミング・モデル。左:トムボーイなルックのTiko Jijelava。右:ほぼ全てのショーを歩いたNina Potskhishvili Zhongは、ハーフ・チャイニーズ。
トビリシで見かけたおしゃれさん抜粋。左:カオスのショップスタッフたち。右:お隣の国アゼルバイジャンから来ていた、イラストレーター&デザイナーのFidan Sadig。
スタンバの客室。左:カーテン仕切りのクロゼットにワードローブを並べて、滞在スタート。右上:アメニティは全て、メゾン マルジェラ。右下:レザー仕立てのベッド。
スタンバの朝ごはんで病みつきになったのは、くるみのシロップ漬け(左手前)。右上:コーヒーは自家焙煎で。右下:レストランにはPublishing Houseの文字。
スタンバ(14 M Kostava St.) のロビー周り。左:コンクリートの枠組みが圧巻。右上:書棚の向こうに見える怪しい?光は、カジノの入り口。右下:超モダンな暖炉。
ジョージア・トビリシ紀行、第二弾!5月19日の投稿 でご紹介したラウンェイ速報に続き、今回は街の模様をお届けしましょう。
まずは、ヴェラ地区のヘソ、ルームズ・ホテル(Rooms )のはす向かい、オープンキッチンのカフェ&レストラン、ロリータ(Lolita )へ。メニューは地元と各国の料理ですが、ジョージアは野菜が美味しいから、お勧めはベジタリアン・ディッシュ。一日中賑わうロリータには地元のモデルやクリエイティブ関係の常連も多く、人ウォッチングには最適なスポットです。そしてここから数分歩いて、今度はアヌーキ 詣でに。最近ではミラノでコレクションを発表し、今トビリシで最も勢いのあるブランド、アヌーキのショップです。デザイナーのアヌーキ・アレシゼ(Anouki Areshidze)は元モデルで、なんと夫は市長。彼女はファッション・アイコンとしても多数のフォロワーを誇ります。ちょっとファニーなトビリシらしさを隠し味に、こなれたデザインのアヌーキで、私はスパンコールものに目移りしてしまいました。
ちなみにトビリシ・モードが気になったら、ルームズの隣、現地デザイナーのコレクションを揃えたコンセプトストア、カオス(Chaos )と、現地発信のe-shopモアイズラブ(More is Love )を要チェック。
トビリシでは、お金をかけずにアイディアで勝負した、オルタナティブな企画を発見するのも楽しみの一つです。複合スペース、ファブリカ(Fabrika )の入り口に出没したのは、見慣れないコンテイナー。面白そう!と一歩入ると、そこはアートギャラリーであるプロジェクト・アートビート(Project Art Beat )の移動スペースでした。展示されていたのはアーティスト、Nanuka Zaalishviliがジョージア国内を巡って撮りためた、ソヴィエト時代のバス停の写真。そっけない建物やキッチュな看板、威圧的な顔の彫像……。独立から30年近くたった今だから、バス停だけでなく街の各所に見られる旧ソ連の名残りには、現地の若い世代も愛着を持っているようです。
一方トビリシ風リュクスの骨頂は、ルームズのアップグレード版としてオープンしたばかりのホテル、スタンバ(Stamba )。リュクスと言ってもインテリアはルームズ同様、古さと新しさが共存したインダストリアル・シック。この建物が1920年代に新聞の印刷所だったことから、ホテル名はジョージア語で“出版社”を意味し、館内の所々には古い印刷機も置かれています。レセプション周りの書棚に並ぶのは、現地の古本やレコード・ジャケットなどなど。一方広々とした客室は、’70s風の革のベッドと大きなバスタブが主役で、この上ない居心地の良さ。ここに泊まったことで、トビリシがますます魅力的に感じました。また来る日まで、さようなら!
text: Minako Norimatsu